旅立ちのマリッジブルー
こんにちは、アラフォーマンです。今日は昨日のお話の続き。B-サイドの内容です。
さて、僕は長年勤めた会社を先日辞めました。とてもありがたいことに、その選択をたくさんの人に応援してもらえました。応援されることは本当に嬉しいことです。でも、応援されるほどに、「すごいね!」と言われるほどに、実は、不安も大きくなっていきました。
「頑張ってくれ。俺もいつか挑戦してみたかった」と彼は言いました。「いいな、憧れる。応援してるよ。素敵だな」と彼女は言いました。
自分にはその道は選べない。だから、その分も頑張ってほしいと言われました。
道を選び直すということはそれだけ不安定なことだということ。たくさんメッセージを受け取って、今更ながらに、自分があまりにも考えなしに進んでいることに気付かされてしまいました。先の見えないことに進もうとしているからこそ、たくさんの人が応援してくれたのです。
わくわくする気持ちだけで新たな道を踏み出したけれど、日が経つに連れて不安が、わくわくだけでは隠せなくなってきました。
辞めてしまった。仕事を僕は手放してしまった。それでも人生は、あと数十年続く。選んだ道は、本当にこれで良かったのだろうか。
もしかしたら、その気持ちはマリッジブルーに似ています。将来を決断してしまったことの怖さが、漠然と僕を襲います。
でも、良いんです。将来がどうなるかなんて、どれだけ綿密に考えたって、僕にはどうせわかりっこないんです。不安を取り除くことなんてできません。
だったら、漠然とした不安で身動きとれなくなるよりも、不安を抱えて動く方を選びたい。将来どうなるかはわからないけど、自分が今どうしたいかぐらいはわかっています。その結果後悔することになっても、良いんです。そんなことは後の自分に任せてしまいましょう。
不安も山ほど連れだって、踏み出したからには進みます。
願わくば、「そんな不安もあったね」といずれ笑いとばせるように。
もしあなたにも今ためらっていることがあるのなら、僕と一緒に踏み出してみませんか。案ずるよりも一歩目を。そして、いずれ一緒に笑いあえると良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません