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アラフォーからの挑戦状。

デンマーク幼稚園での研修開始

こんにちは、アラフォーマンです。
ついに待ちに待った幼稚園でのプラクティック(デンマーク語でインターンのこと)が始まりました。

僕は5歳児クラスをお手伝いさせてもらえることになりました。
この幼稚園はすごく良いところです。子どもたちはかわいいし、先生たちも優しいのです。だけど、僕は結構落ち込んでしまいました。

全然、デンマーク語で話せません。彼らが何を言っているのかわかりません。

子どもたちは近くにやってきて色々教えてくれるんです。みんな好きなものが違っていて、いろんなことを話してくれます。
でも、僕の反応はいつも同じ。微笑んで頷くだけです。

クレヨンで描いたカラフルな絵を見せてくれる子、砂場へ引っ張っていってスコップを渡してくれる子、お弁当の中身を指さしながら楽しそうに語ってくれる子。
でも、それが一つもわかりません。

クマ、ウサギ、クモ、蝶、ドレス、宝石、お姫様、剣、ドラゴン、星、花、飛行機、サクランボ、ニンジン、チョコレート。みんなと話すために、いろんな言葉を覚えてきたのに。

もっと話せると思っていました。もっと喜んでもらえると思っていました。
情けないです。

ということで、今週末はとことん落ち込んでいました。ホイスコーレの先生にも少し心配をかけました。
そろそろ切り替えていきましょうか。

子どもたちってちっちゃいんです。
僕の膝の上にちょこんと座る彼らは、前歯の抜けた口でえへへと笑う彼らは、他の先生の後ろに隠れながらこっちを見つめる彼らは、本当にかわいいんです。僕を引っ張るその両手はおもちゃのように小さくて、だけどカイロのように暖かいんです。

プラクティックは12月の初めまで続けさせてもらえることになっています。毎週金曜日。多分、あと7回ぐらいです。
それまでにどれだけ話せるようになれるか。どれだけ笑わせられるようになれるか。もう少し頑張ってみます。

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