発展途上国の香り
こんにちは、アラフォーマンです。
今まで訪れたいくつかの場所の中で、ベトナムは一番発展途上国っぽさの残る国かな、と思います。
まず、道が汚いです。ゴミがあちらこちらに。
アルバニアやフィリピンも汚いなと思ったけど、それをちょっと越えてきたかな。
そもそも歩道に駐車や物が散乱しててまともに歩けません。
歩道があまり歩けないので車道(ここも駐車だらけでなかなか真っ直ぐ歩けない)を行くんですが、すぐ隣をバイクがヒュンヒュン掠めて行きます。クラクションプァンプァン!
ホント怖ぇーんですよ。やめていただきたい。
そして、そう、バイクですね。ベトナムといえばバイクです。
僕の中では車の間を縫ってバイクがスイスイ抜けていくイメージを持っていたんですが、それどころじゃないですね。
バイクが多すぎて、これはもう海です。バイクの海。海の中を溺れそうになりながら何とか進む車。
クラクションプァンプァンパパパパパァァァン!どちらもよくこんなところを運転するなぁというのが正直な感想です。
食事処は紙ナプキンが散乱してます。机の上は濡れていたり食べカスが散らかってたりなんてのもしょっちゅうで、あまり気持ちの良いものでもない。でも食べ物は美味しいです。
日本とは違う味付けだけど、これは美味しい。この味が好きな人は多いんじゃないでしょうか。値段も安いですしね。
それから、人たちはみんな優しいです。なんだこのあたたかさって、ちょっとびっくりするぐらいです。
近場の屋台のおばあちゃんは、親戚の子どもに会うような歓迎を見せてくれました。それから毎日通っちゃってるよ。だって嬉しいんだもん。
良い面悪い面ひっくるめてそれがベトナム。発展途上国の香りが魅力です。
大きな池のある公園のベンチで、クラクションの音に包まれながら日記を書く。そんな僕も発展途上ですね。
明日もまた一歩ずつ。それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません