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アラフォーからの挑戦状。

1日ドライバーをつけませんか?

セブ旅行7日目。昨日はひたすらシキホル島を迷い歩いていました
歩くのは昨日でもう十分です。今日はバイクに乗って駆け回ります。普段より観光要素多目でお送りします。

シキホル島を観光する7日目

泊まっているXylla’s Guest Houseで朝食を食べることにしました。モリンガスープという謎の葉っぱ盛りだくさんのスープをいただいたのですが、レモン風味で結構おいしかったですよ。よろしければぜひお試しください。

モリンガスープ
謎の葉っぱのモリンガスープ レモン味

食べている途中に宿の高校生が勢いよく飛び出してきました。

高校生「おはよう!」

おお、日本語で挨拶です。昨日教えた言葉をもう使ってくれました。嬉しくなりますね。

こちらも負けじとフィリピノ語で会話を挑んでみます。
僕「Anong oras eskuwelahan?(学校は何時からなの?)」
高校生「7:30!」
あれ、意図が伝わらなかったのでしょうか。今はすでに8時です。英語で聞きなおしてみましょう。

僕「When your school starts?(学校は何時からなの?)」
高校生「7:30!」
どうやら言語の問題ではなかったようです。

さて、今日も一日のスタートです。

学校へ向かうキーファ
学校は何時からなの?

本日の予定

日本へのフライトは日曜日の早朝の便です。今は金曜日の朝ですので、フィリピンの旅も残すところあと2日です。何もしていないのに早いものです。

シキホル島からセブ島へのアクセスは、タイミングが合えば直通フェリーもあるのですが、あいにく今回はそうはいかず、フェリーやバスを乗り継いで行かなければいけません。明日を移動日としてもスケジュール上は大丈夫そうではありますが、不測の事態があると飛行機に間に合わなくなる恐れもあります。今日のうちにある程度セブに近づいておきたいところです。

ということで、シキホルからいったんドゥマゲティに向かい、その後セブへの夜行フェリーというプランを考えてみたいと思います。
「思います」と書いたのは、夜行バスの時間とかがよくわからないためです。ホームページに書いている時間がばらばらで、困ったことにオフィシャルのページに(多分)スケジュールが書いていないのですよね。でもこの路線はコカリオン社とG&P社の2社がやってますし、何かには乗れるのではないでしょうか。まぁ行ってみれば何とかなるでしょう。

そこで、夕方までにはシキホル港に行くことにして、本日はシキホル島をまわってみましょう。昨日の反省もあり今日はバイクを借りるつもりです。たまには普通の観光も悪くありません。

Xylla’s Guest Houseではモーターバイクの貸し出しもやっています。1日250ペソ(約500円)。シキホル島は少しレンタルバイクの相場が安いように思われますね。

一日ドライバーを雇わないかい

スタッフに「バイクを貸してください」と言ったら、「ちょっと待ってね」と言いおいて他の男性客と何やら話を始めました。何を話しているのでしょうか。短いやり取りのあと、どうやら合意に達したようです。
僕に笑いかけて一言、「こいつを一日ドライバーとして雇ってみないかい?」

少し迷いましたが、お願いすることにしました。最後に港までどう行くかを考えなくて良いし、何より話し相手が欲しかったからです。観光地巡りを単独で行うのはちょっとつらいですもんね。

観光しました

というわけで、ドライバーの彼に連れられて色々観光しました。何とかの滝とか何とかビーチとか。魚に足を吸い付かせたり、道すがら古い教会にも寄りました。まぁそんなところです。
良かったスポットと、みなさんにとってどうでも良いスポットを一つずつご紹介します。

ドクターカープ
魚がでかい。吸い付かれると結構痛い

まず、一番お勧めのスポットはLagaan Fallsです。
ターザンロープで池に飛び込むアトラクションが楽しめます。と聞くと、島で最も有名なCambgahay Fallsと同じように思えますが、一番の違いはマイナーであることです。ここにはたくさんの観光客はいません。出店もありません。池は小さくこじんまりとしていますが、人が少ないため十分楽しめますよ。

Lagaan Falls
ターザンロープで池にダイブ!

あとは、Laziの近くのHapitananというところに魔女になれるスポットがあります。ホウキにまたがりジャンプするだけなのですが、こういうのは遊び心に溢れていて良いですよね。

Be a witch
かわいい子が飛ぶと微笑ましい

それを見ているだけで満足だったんです。僕は魔女に憧れたことはなかったし…。看板にも「You don’t need to be a WITCH to fly a broom (ホウキにまたがって魔女になる必要はないよ!)」って書いてあるじゃないですか。
でも、現地のおっちゃんが強く勧めてくるんです。「お前も飛べ」と、満面の笑顔で。

アラフォーマン、空を飛ぶ
アラフォーマン、空を飛ぶ

このアラフォーマン、どう見てもノリノリですね。ええ、一人旅です。
おっちゃんが写真を撮るのが上手で一発でOKが出たので良かったです。

ドライバーのストライキ

さて、時計は14時をまわり、一度宿に戻って荷物を回収してから港に向かうことにします。
Xylla’s Guest Houseに着いて、「ちょっと休憩したら港にお願い」と伝えるものの、ドライバーの反応がおかしい。何だか「行けない」と言っているようです…?

「1時間ほど休憩したら港に行こうか。OK?」
「いや、今すぐ500ペソをくれないか」
「なんで?港で払うよ」
「港は遠いから行けない。行くなら追加で200ペソが必要だ」
「え。1日ドライバーという話だったでしょ」
「俺は聞いていない。遠いからもう行けない」

ちょっと話が違うじゃないですか。
ええと、どうしましょう。200ペソ(約400円)は大した金額ではありません。ですが、約束を反故にされるのは気持ちの良いものではないですね。少し考えさせてください。

Loni1
ブコジュースを勧めてくるLoni
Loni2
滝を見つめるLoni
Loni3
昼食を前に決め顔のLoni
Loni4
カメラを向けられるとポーズをとってしまうLoni

ああもう、仕方ないなあ!このフィリピン人め。
今日一日を楽しませてくれたお礼と言うことで、最後のご祝儀に200ペソはくれてやりましょう。なんだかんだで2人は楽しかったですしね。

シキホル港に向かい、そこからドゥマゲティ港へ渡ります。乗船時間は1時間ちょっと、運賃は130ペソ(約300円)です。宿から港までのお駄賃より安いです。

夜行フェリー

ドゥマゲティの港に着きました。セブ行き夜行フェリーのチケットを買います。

まずはコカリオン社のチケットカウンターへ。土曜日AM12時という便があるのですが(本日は金曜日)、これは今夜の便なのでしょうか。受付のお姉さんに聞くと、今日は船が出ない日だと言われました。
土曜日になったばかりの0時ではなく、日曜日に変わる深夜24時のフェリーなのですね。注意しましょう。

続いてGioge & Peter Lineのチケットカウンターに向かいます。こちらは列ができています。なるほど、今夜10時発の便がありました。運航時間は6時間程度となっています。
ただ、船室のクラスがちょっとわかりにくいですね。Deckとか不穏な言葉が見受けられます。夜通しベンチは辛いですし、ましてや潮風の当たる外は全く休めそうにありません。受付の方に相談しましょう。

たくさんのクラス
船室のクラスはたくさんのバリエーションがあります

「すみません、今夜のチケットをください」
「はい、370ペソになります」
「あの、ベッドのあるクラスが良いのですが」
「チケットはこれだけです。もうアコモデーションは売り切れです」

なんと、アコモデーションが売り切れと言われました。ということはベンチでしょうか。
それはさすがにつらい…と思いましたが、船に乗ってみると、実際にはベッドのあるクラスでした。アコモデーションという言葉は個室という意味で使われていたのでしょうかね。何はともあれ、横になって眠れて結果オーライです。

夜行フェリーの船室
夜行フェリーではベッドが割り当てられました

明日はセブ最終日です。ベッドは狭いですが、ゆっくり休みましょう。

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