バケツをひっくり返したような

こんにちは、アラフォーマンです。
ここ、ハノイの8月は、数か月続いた雨ばかりの時期が終わり、だんだんと晴れの日が多くなってくるそうです。

とはいえ、まだまだ雨は毎日降ります。だいたい夕方から夜にかけての気温が少し落ち着いてくる頃、穏やかな雲間からぽつぽつと雨滴が落ちて来たなと思ったら、一寸先は雷。
それまでの空気がまるで嘘の様に、雨は全力シャワーで降りそそぎ、空はビカビカと光り続け、足もとの水位が少し上がってきます。

「いやヤバいねこの雨」と僕は思うのだけど、地元の人にとっては何でもないものみたいです。
「あはは、これは日常の雨。こんなんじゃ全然洪水になんかならないよ」と笑っています。たくましい。

洪水になるかどうか。基準が違い過ぎます。
きっと彼らにとってこの程度の雨は、日本人にとっての震度２の地震くらいの感覚なのでしょうね。

泳げない僕は洪水が来ないことをただただ祈るばかりです。
とりあえず、この先しばらくは乾季に入ると聞いて、ホッと胸を撫で下ろしているアラフォーマンでした。

アラフォーマン

歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの：公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと：料理、おしゃれ、あと泳げません