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アラフォーからの挑戦状。

僕は英語が聞き取れない

こんにちは、アラフォーマンです。

海外に出るなら、何はともあれ英語が必要ですね。
あなたは英語が喋れますか。正しい文章が書けますか。たくさんの言葉を知っていますか。苦手なことは何ですか。

英語の実力

英語を話すときに必要なスキルは、語彙、文法、リスニング、発音などが挙げられると思います。

僕は、圧倒的に聞き取りが苦手です。

4年間自分なりに英語学習を続けてきて、文章を読むことはそれなりにできるようになったし、メールで言いたいことを伝えることもできるようになりました。シェアハウス生活や日本語学習ボランティアを通じて、言いたいことを喋ることもそこそこできるようになりました。

けれど、相手の言っていることがわからないのです。本当に、ほとんどまるでわからないのです。
難しい言葉を使っているわけではなく、文法も単純です。向こうの発音が悪いわけでも、逆に良過ぎるわけでもありません。
聞き取れて当たり前のはずなのです。なのに、理解できません。

あまりに簡単な言葉も聞き取れないから相手の顔に困惑が浮かぶのが見えます。何について話しているのか文字に書いてもらったら、僕が自分で使った単語が聞き取れていないなんてこともあります。

あるアメリカ人と話していたとき、彼は言いました。
「普通の日本人はこちらの言っていることはわかっても自分からは話せない人が多いけど、アラフォーマンは違うんだね。結構喋れるのに、こっちの言葉は全然聴こえていないみたい」

相手の言っていることがわからないと

会話に絶対必要な能力、それは相手の言うことを理解することだと思います。

自分の文章は、多少おかしくたって、文章がめちゃくちゃだって、繰り返して何とか伝えることができます。単語を繋げるだけでも構いません。相手がわかるまで頑張れば良いのだから。

どうしても言葉が出てこなかったら、ひたすら聞き役になったって良いんです。
「へぇ」とか、「わあ」とか、相づちを打って聞いていればそれで十分です。

でも、聞くことができないとなると難しいんです。
「わからない」と首を降り続けて、相手に何度も繰り返してもらうのは苦しい。繰り返してもらってもわからないから辛い。段々と聞き返せなくなって、曖昧な笑みでごまかすようになってしまいます。

飛び飛びの理解で楽しい会話はできません。
あれ、変だな。あれ、話が繋がってないな。

そうして、会話をすること事態を避けるようになってしまいます。

慣れれば聞こえるようになるの?

「英語を聞き取れるようになるためには、映画などを字幕付きで観ると良いよ。聞き取りは慣れだから。僕はそれでわかるようになった」
英語ペラペラのインド人が、そうやってアドバイスしてくれたことがありました。

ありがとう。
でも、それもずっとやってるんです。

リトル・チャロも観ました。TEDも観ました。初級者用の音声教材も繰り返し聞きました。字幕を読めば理解できます。けれど、字幕を消したら、全然ついていけません。

リトル・チャロ
TED

「自分で発音できない音は聞き取れない」なんて話も聞きました。そういうものかもしれないと思って、発音の本を買ってひたすら練習してみました。母音、子音、リエゾン、リダクション、アクセント。

確かに、音読の仕組みを知っていれば、何となく音のリズムが掴めるようになりました。おかげで発音はそこそこマシになりましたが、それでも聞き取り能力はほんの僅かに向上しただけでした。

慣れるまでに、一体どれだけかかるのでしょう。

もう待てないよ

本音を言えば、ある程度会話ができるようになって、それから日本を離れるのが理想でした。
けれど、できることはやってみたけど、それでも成長はこの程度。そしてその状況は、英語以外の言語においてもほとんど一緒です。このまま日本にいても、僕の聞き取り能力はきっとこれ以上向上しません。

ならもう、いちかばちかで飛び出してしまうことにしました。
話すのが怖いと言って会話を避け続けて、せっかくの海外で引きこもりになってしまうのか。
外国語漬けの環境で少しずつ慣れてきて、いつか拙くてもコミュニケーションできるようになるのか。
それはもう、本当にギャンブルのような決心です。

ただ、このギャンブルにはずいぶん気楽なところがあるんです。
それは、勝つまで何度でも何度でも再挑戦できるということ。

一度負けても、また挑戦すれば良い。負けを積み重ねることはマイナスではなくて、次の成功の糧にすれば良いんです。

そしていつの日か、聞き取れないコンプレックスを解消できますように。
そう願いながら、お休みなさい。

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