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アラフォーからの挑戦状。

ここに宿なんかねぇよ

はいみなさん、こんにちは!テンション高めのアラフォーマンです!

いやね、昨日ね、Booking.com で妙な宿を発見してね、…宿?宿ってか、なんだろう、よくわかんない怪しいのだよ。Barber shopって名前でさ。床屋かよ!っての。でさ、見つけちゃったもんだから予約するよね。ポチッとね。

まぁそんなこんなで勢いに任せてティミショアラを出発したもののさ、電車に乗って一息つくと少し不安になってくるってわけよ。わかる?ガンガンガンガン来てたのが座席に座るとシュルルルとどこかに抜けていっちまう感じ。

ちょっと不安になったもんだから次善の策を講じとこう思ってさ。なんせ電車の到着が20時。あたりはもう真っ暗だし、冬のルーマニアは寒い。到着してから焦ったって遅いかもだ。でも、備えあれば憂いなしって言うじゃん?それじゃいっちょ備えたろうじゃん!

まずは電車を確認するよね。上り電車…今乗ってるこれが最終だね。下り電車…もう行っちゃってるね。電車で移動はできないと。降りたが最後、骨を埋める覚悟が必要だね。

じゃああれだ、他のホテルの目星を付けとこうか。多少高い選択肢になるだろうけど背に腹は変えられない。ええと、ホテル検索サイトによると……ないね!今向かってるストレハヤから半径数10km圏内にはホテルはないね!腹に変える背すらないね!

どうやらリカバリーはできなさそう。でも、そんな心配も必要ないか。だって僕は Barber shop で泊まるんだから。そんな心配なんて必要ないよね。ないない、必要ない、絶対ない。行ってみようよ!行けばわかるよ!

そうして到着したストレハヤ駅から歩くこと10分。大通との突き当りの雑居ビルに Barber shop はあったよ。ちょっと何これ、どこからどう見ても床屋なんですけど!やだー超ウケるー!

雑居ビルの入口は開いていたので2階に上るも Barber shop の入口は当然開いておらず。営業時間外だからね。まぁ開いてたところで床屋なんですけどね!どう見ても泊まる部屋なんてないのにね!ヘヤーサロンなのにね!やだーそれ超ウケるー!!

GENTLEMAN 男性用トイレではありません

ハハ!ハハハ……!

ああ駄目だ、どうやら限界です。泣きそうです。無理やりハイテンションで誤魔化そうとしても駄目でした。どうしよう、どうしよう。異国の地で一人ぼっち。

選択肢は、ないか。

迷った挙げ句、今日はここに泊まることにしました。Barber shop が入っている雑居ビルの廊下です。警察沙汰にならないことを祈ります。

右手の部屋には人がいたので、一応状況を説明して廊下泊へご理解をいただきました。

この話にはまだ続きがありました。「ところが僕は振り出しに戻る

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