雪の街へと
アルメニアの首都エレバンからバスで1時間。少しだけ山を登って、やって来たのは小さな街セヴァン。
街から少し先へ行くと、国内で一番大きな湖、セヴァン湖がある。夏にはたくさんの観光客がやって来るらしい。でも今はシーズンオフ。静かなものだ。
街にはまだまだ雪が残る。この間まで砂の街にいたはずなのにと、一変した景色に少しだけ戸惑う。
一番寒い時期はもう終わったようだ。今は雪が溶け出して、道路がぐちゃぐちゃ。来るタイミングとしては良くなかったかもしれない。
でも、懐かしい。故郷の北海道の町を思い出す。あちらでもそろそろ雪が溶け出すだろう。この感じは慣れたものだ。
春が来て、まだ僕がここにいたら、湖にも行ってみよう。それまでは家でのんびりしよう。
のんきにゆったりと、この街で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません
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