旅程を組み立てるのってすごく楽しい
みなさんこんにちは、アラフォーマンです。
いつの間にか、出発まであと1週間程になりました。会社を辞めると時間はたっぷりあるはずなのに、日付けの進み方がなんだか早いですね。
さて、日本を離れた後の移動の計画を立てました。まだ完璧には埋まっていないところもあるけれど、おおまかなところは大体決まりました。
ここの国境越えは要注意だよ!とか、ここは見に行ったら良いよ!とか、アドバイスがあったらぜひ教えてもらえたら嬉しいです。良かったらよろしくお願いします。
それではいってみましょう。今日はマップ多めでお送りします。
3つの学校
現状でやることが決まっているのは2019年内まで。今年はずっと学校です。とりあえず学校で語学を学んでみます。現地の人と少しだけでも交流できるようになることを目標に。
2020年以降は何をしているか不明です。スペインへの巡礼なんて挑戦したら面白そうですね。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
- 2019年6月
The London School in Bishkek (キルギス) - 2019年7月
Novi Sad University Summer School (セルビア) - 2019年8月~12月
Højskolen på kalø (デンマーク)
これらの間の期間をどうするか。あまりお金の余裕もないもので、人に会うなど、特別な用事がない限りはなるべく節約していきたいと思います。合言葉は「質素」でいきます。
移動の計画
というわけで今日は飛行機のチケットや宿を予約し続けていました。値段だけ見て買ってたので、飛行機の到着時間とかおかしいのがいくつか混ざってます。大丈夫でしょうか。
第1幕 ビシュケク(キルギス)
北海道の新千歳空港からこの旅がスタートします。
まずは空路でウルムチへ
5/26(日)の夜に出発。まずは中国の天津経由でウイグル地区のウルムチへ行きます。
チケット代は諸々込みで20,110円でした。成田や関空と比べて千歳からのフライトは路線も限られているし値段も高めの傾向があるのですが、ウイグルへ飛ぶちょうどよい路線があったのでそれにしました。このぐらいの値段なら許容範囲ですね。
問題はフライトの時間です。
5/26(日)20:05に新千歳を出発し、天津に到着するのが23:10。そしてウルムチへ向けて飛び立つのが5/27(月)07:15となっています。
宿に行ける時間ではないですよね。おとなしく天津空港で仮眠をとりつつ待機しようかと考えていますが大丈夫でしょうか。
陸路でビシュケクへ
ウルムチからビシュケクへの移動は陸路を考えています。
考えていますというか、まだ何もプランは考えていないんですけど。多分バスとかで行けるはずなんで大丈夫だと思っています。そろそろルートを決めて宿を取らなきゃですね。
地図で見たら隣の国で近そうなのに、余裕で1,000km以上あって、中国の広さを再認識しました。何日でたどり着けるのでしょうか。
ロンドンスクール ビシュケク
語学学校であるロンドンスクールは通学の期間を自由に決められるのが良いところです。今回は6/2(日)~6/30(日)までの滞在としました。
キルギスの6月って暑いんですかね。さっきまで砂漠の国かと思っていたけど、地図を見る限り高原っぽいので気温はむしろ涼しいのでしょうか?
第2幕 ノビサド(セルビア)
6月いっぱいでTLSBを卒業したら、次はヨーロッパに向かいます。サマースクールは7/14(土)から。
乗り継ぎ乗り継ぎイスタンブールへ
7/1(月)の朝にキルギスはビシュケクを出発して、2か所で乗り換えてトルコのイスタンブールに飛びます。なんで2か所も乗り換えるのかって?単純に、その方がチケットが安かったからです。
アスタナ航空を利用し、173ドル(約19,000円)でトルコまで。25,000円ぐらいで直通の便もあるんですけどね。
問題はまたフライトの時間です。カザフスタンのアルマトイ、アスタナ(ヌルスルタン)の2か所での乗り換えはちょうどよい感じの時間なんですけど、イスタンブールに着くのが21:10と遅めです。
19時以降の到着は暗くなってますしちょっと怖いですよね。少し遅れると宿にチェックインできなかったりしそうです。
7/1(月) … アスタナ Hostel Ishim Astana 2,500テンゲ(約700円)
7/2(火)~7/3(水) … イスタンブール Yaşar Hostel 5.06ユーロ/1泊(約600円)
さてどうする?
この後、7/14(土)に始まるサマースクールまで、10日間の予定がまだ決まっていません。
ギリシャのアトス山に興味があるのだけど、調べてみた限り入山許可までの手続きが難しそうです。入れるのなら行ってみたいので、もう少し調べてみます。
あとは、アテネに行くかもしれません。その場合はバスになるでしょうか。イスタンブールから直通夜行バスで16時間、58ユーロ(約7,000円)というのがあるみたいです。
どちらも行かないことになれば、ブルガリアに1週間ぐらい滞在してセルビアに向かう感じですね。ブルガリアって何があるんでしょうか。やっぱりヨーグルトですかね。
ノビサド大学サマースクール
7/14(土)~8/4(日)の3週間で、セルビア語のレッスンを受けます。
たった3週間でどこまで話せるようになるでしょうか。セルビア語はロシア語と同じスラブ言語で共通点も多いので、もしかしたらそこそこ上達できると良いなと淡い期待を抱いています。
第3幕 オーフス(デンマーク)
8/4(日)にサマースクールを終えて、8/18(日)のフォルケホイスコーレに向かいます。
2週間ありますが、あまり早くにデンマークに入ってしまうとコストがかさみそうなので、ぎりぎりになってから飛ぶことにしました。ここはヨーロッパを旅行しながら行きます。お洒落にいきます。
セルビアを縦断
サマースクールを受けているノビサドはセルビアの北側にある都市です。そこから、まずはセルビアを南へ南へ下って、ニシュという街まで行くことにしました。せっかく言葉を覚えたら、ちょっとだけでも旅行して使ってみたいですもんね。
移動手段はバスで、ニシュまで2,000円弱で行けそうです。
ニシュまでの途中で、ヤゴディナという街に寄って一泊します。ヤゴディナ、聞いたことあるって方いますかね?
何を隠そう、僕も初耳です。ニシュまでの間で途中下車したいから選んだだけなので、何もないところだと思います。でも、そういうところが好きなんですよね。
8/5(月) … ヤゴディナ Apartment Mimoza 18ユーロ(約2,200円)
8/6(火) … ニシュ Hostel Kosmopolit 8ユーロ(約1,000円)
ウィーンとブラチスラヴァ
8/7(水)にニシュからオーストラリアのウィーンに飛びます。
毎度おなじみのやっかいな時間帯のフライトです。ウィズエアーの便でウィーン21:55着です。しかも、セルビアはシェンゲン協定国じゃないので、入国手続きが必要なんですよね。その時間でも交通機関とか大丈夫でしょうか。宿まで無事たどり着けることを祈ります。
その分チケットは安いです。2199ディナール(約2,300円)でした。
8/7(水) … ウィーン Do Step Inn Central 16ユーロ(約2,000円)
書きながら気が付いたのですが、飛行機代と宿代が同じくらいですね。ヨーロッパのLCCは安いです。
次の日はお隣のスロバキアの首都、ブラチスラヴァに行ってみます。
地図を見てみると、この間はかなり近いんですね。65kmというと、新宿から奥多摩くらいの距離です。すべてを歩いていくにはちょっと辛い距離ですが、バスも組み合わせて20kmぐらい歩くのも楽しそうです。ドナウ川沿いのハイキング、良いですね。
8/8(木)~8/9(金) … ブラチスラヴァ DREAM Hostel Bratislava 20ユーロ/1泊(約2,400円)
この2都市は乗り継ぎのためという感じで、あまり観光はしなさそうです。特にウィーンは夜中について朝には旅立つのでほぼ素通りになりそう。サクッと行きましょう。
リヴィウの国立公園へ
ブラチスラヴァからウクライナのリヴィウへ飛びます。じわじわと北上してきました。
今回もウィズエアーで航空券は15ユーロ(約1,900円)。
このリヴィウという街だけは、興味があって行ってみたかったので狙って旅程に組み込んだところです。多分ここもメジャーな観光地ではないと思いますが、友人がここに行ったときにすごく良かったと教えてくれました。
その時のおすすめ文句が絶妙に僕のツボを突いていたのです。
「リヴィウってところは小さい都市だけど、すごく居心地が良かったよ。2つの大きな国立公園に挟まれていて、どっちも市街地から徒歩1時間ぐらいで行ける。アラフォーマンも絶対気に入ると思うよ。
そして何よりウクライナは物価が安いからね。出費が全然かからないよ」
そんなわけでリヴィウには4泊します。まさに僕の求めている街です。
この時期は移動ばかりで疲れていると思うので、公園で昼寝でもしながらのんびりと過ごそうと思います。ウクライナはロシア語もしっかり通じますので、ビシュケクで学んだ成果を発揮できると良いですね。
8/10(土)~8/11(日) … リヴィウ Splash Hostel 153フリヴニャ/1泊(約700円)
8/12(月)~8/13(火) … リヴィウ Hostel Iskra 108フリヴニャ/1泊(約500円)
乗り継ぎのグダニスク
リヴィウを8/14(水)に離れたら、いよいよデンマークへ、の前の中継地点であるポーランドのグダニスクに3日間滞在します。航空券はリヴィウからグダニスクが640フリヴニャ(約2,700円)でした。
この3日間の滞在は航空券の値段が安い日を選んだだけで深い意味はなかったのですが、グダニスクという街は結構人気の観光地みたいですね。ちょっと楽しみになりました。たまには街の観光もしてみようと思います。フィリピンのシキホル島の時のように。
問題は例のよって例のごとく、フライトの時間です。グダニスク着が23:00。今回は少し深刻です。さらにウクライナはシェンゲン協定の非加盟国なので、また入国審査があるんですよね。さらに遅くなりそうです。
そこから宿に向かっても午前0時は回っていますし、もう大体の宿はチェックイン可能時間を過ぎてしまっています。ですので、諦めてそのまま空港で夜を明かそうかと考えています。このサイトによると、グダニスク空港は Sleeping friendly らしいですね。ちょっと安心しました。
Sleeping in Airports (English)
8/15(木)~8/16(金) … グダニスク Wiatrak 40ズウォティ/1泊(約1,200円)
8/17(土) … グダニスク Hostel Madeira 38ズウォティ(約1,100円)
そしていよいよデンマークへ到着です。グダニスクからオーフスへ。ライアンエアーで87ズウォティ(約2,500円)でした。
カルーホイスコーレ
カルーホイスコーレは8/18(日)~12/21(土)の18週間のコースです。その間、土日は休みですが、旅行に行っている余裕なんかはあまりなさそうですね。時間というよりお金がネックかもです。
コースが終わった後はどうしましょうかね。まだ何も想像できません。
コース終了直後にクリスマスがあります。デンマークの文化をよく知りませんが、みなさんクリスマスはどのように過ごすのでしょうか。ホイスコーレで仲良くなって、家族のパーティに「遊びにおいでよ」って誘われるようになっていられたら嬉しいです。
まとめ
というわけで、学校と学校の間を結ぶ行程を考えてみました。少し無理のありそうなところも見受けられるけども、全体的に楽しそうな雰囲気に仕上がってきました。移動ばかり?移動そのものも好きだから、それでも良いんです。
ちょっと面倒くさそうなのは、通貨が色々変わることですね。3か月の間に元、ユーロ、ソム、テンゲ、リラ、ディナール、フリヴニャ、ズウォティ、クローネと転々とします。いくつかの国ではユーロが使えて良かったと、ほっとしますね。
あとは、ウルムチからビシュケクへのシルクロードの道と、ギリシャのアトス山周りの情報を集めたら大体出発できるでしょうか。日本でやり忘れていることが結構あるような気もしていますが、行ってみるまで思いつかなさそうです。「失敗した!」と思ったら、後でまた記事に書きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。良かったら、これから半年、一緒に旅程を楽しんでいってくださいね。
それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません