TV街頭インタビュー
こんにちは、アラフォーマンです。
北海道はやっぱり一段寒いですね。今さら桜の舞う季節です。まだ道端の花は控えめだけど、これからどんどんカラフルになっていくのでしょうか。
今日は北海道に移り住むための手続きをあれこれやっていました。住民票を移したり、税金、年金、国民健康保険の支払いの話を聞いたり、免許証住所を移したり、銀行口座、クレジットカードの住所を移したり、あれやこれやでてんてこ舞いです。
さて、市役所で住民票の転入手続きを済ませて警察署に移動するときの話です。
駅を出て道を歩くと、前方に3人組の男の人たちがいました。一人はカメラを構え、別の一人は大きなマイクを棒の先に吊り下げています。どうやらあれはカメラクルーの人たちですね。
ふと、一人がこちらを見ました。そして残りの人たちと頷きあっています。
あ、これは来ますね。僕にインタビューしようとしています。間違いありません。僕に引き寄せられてしまったのですね。思慮深そうな顔をしているというのも罪なものです。
あまり意識しながら歩くのもなんなので、気付いていないふりをしながら通り抜けようとしましたが、案の定声をかけられました。
「すいませーん、今ちょっとだけお時間よろしいですか?」
ん、何でしょう?ちょっとだけなら良いですよ。
「実は今、テレビのコーナーでアンケートをしていまして」
ええー、テレビですか!?まいったな。
「それで、ちょっとご意見をお聞きしたいなと」
わかりました。僕でよろしければお相手させていただきます。
「ありがとうございます。それではですね、今度、JR北海道の運賃が従来より大幅に上がるじゃないですか。それについてはいかが思われますか?」
そうですね。それについては、転入届を出したばかりで2週間後にはまたすぐ転出届を出す人間として、なんとも答えにくい内容だなぁと思いました。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません