ビザ申請センターって何ですか?
VFS Globalやビザ申請センターという名前を聞いたことがあるでしょうか。
デンマークへの学生ビザを取得するとき、デンマーク大使館のホームページでビザ申請センターで手続きをしろと指示がありました。その存在を知らずに戸惑ったので、ここで簡単に紹介します。
僕と同じように、「ビザ申請は初めて」という方にとっては、大使館とか移民管理局とかだけでも手一杯なのに、ビザ申請センターまで出てきてどこがどうなのかわからないという人もいるかと思います。そんな方々の助けになれば幸いです。
VFS Globalのお仕事
VFS
Globalとは企業の名前です。ビザなどに関する事務的な手続きを、大使館などの政府機関の代わりに行うビザ申請センターを運営しています。渡航者の代わりに申請手続きを行う代理申請業者ではありませんよ。
世界中で活動しており、各国の政府機関から公式の外注依頼を受けて業務を行っています。申請はここを通して行う必要があります。
VFS Global
ビザ申請センターの主な業務
VFS Globalが依頼を受けた業務を実際に行う場として、ビザ申請センターといった施設があります。
通常、ビザを申請する場合、大使館などの公的機関に申請を行うことになります。しかし、大使館ではビザ発給可否の判断などに集中したいため、雑務の多い窓口業務に労力を割きたくありません。そのため、ビザ申請センターを窓口として、申請者との直接のやり取りを行ってもらうことにします。
その場合、大使館での申請は基本的に受け付けていません。
一方、実際のビザ発給手続きを行うのは大使館です。ビザ申請センターでは手続きの判断に関する質問には答えられません。それどころか手続きの詳細を把握していないこともあり、申請書類の種類や記載方法に対する質問なども断られることあるようです。その場合は、直接大使館に質問を送るようにしましょう。答えてくれます。
やり取りは何語?
ビザ申請センターのスタッフは基本的に日本人ですので、やり取りは全て日本語で可能です。
各国大使館は現地国のスタッフが働いているため、英語や現地語でのやり取りになることが多いです。
日本でVFSが業務を行っている国
日本での外国公館の窓口をVFSが受託している国々には以下のようなものがあります。
イギリス、カナダ、シンガポール、デンマーク、ニュージーランド、ノルウェー
これらの国へのビザ申請はセンターで行うことになるのでご注意ください。大使館ホームページでビザ申請についての誘導があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ビザ申請のための公式な受付窓口であるビザ申請センターについて紹介しました。複雑なビザ申請手続き、少しでも理解の助けになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません