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アラフォーからの挑戦状。

日本語パートナーズ2019年度の募集開始!

日本語パートナーズの2019年度募集情報が更新されました。
日本語パートナーズ 募集情報

日本語パートナーズ

日本語パートナーズとは、東南アジアの国々で日本語教育に携わるボランティアのプログラムです。

運営は国際交流基金のアジアセンターというところが行っております。
応募条件が緩い、補助金の支給があるといった特徴があり、非常に人気のあるプログラムです。詳しく知りたい方は、日本語パートナーズって何?をご覧ください。

募集情報

2019年度の募集は全3回に分けて行われます。去年は台湾を別枠の第4回として募集していましたが、今年は第3回募集枠に戻されています。また、今年はシンガポールとカンボジアへの派遣がなくなました。
派遣人数はタイとインドネシアで増えており、その他は去年と概ね同じです。
派遣期間が変則的で、最短で3か月程度のところもあるようです。

第1回募集(マレーシア・ブルネイ)の募集期間はまだ公表されていませんが、去年と大きく変わることはなさそうです。2018年度の募集期間は4/23(火)〜5/31(金)でした。

派遣先および募集人数

2019年度はシンガポールとカンボジアへの派遣が見送られました。派遣先国数は9か国です。

募集人数の多い順に派遣国を並べると次の通りです。

派遣先募集人数
インドネシア 150名 (※13期、14期合算)
タイ85名
ベトナム37名
マレーシア25名
台湾15名
フィリピン13名
ミャンマー5名
ラオス3名
ブルネイ1名

昨年度の募集情報と比べると、インドネシアが100名程度→150名、タイが50名程度→85名と大幅に増えています。
今年は日本語パートナーズプロジェクトの最後の年ですので、派遣先を一気に増やすことは考えづらいです。この2か国はどちらも県推薦や学校推薦枠がある派遣先でした。おそらく、今年は推薦枠が削られるのじゃないかと思います。

上記2か国以外の派遣先については概ね去年と同じ募集人数です。ベトナムが35名→37名と微増していますね。

⇒ と、予想していましたが、2019年度募集でも県推薦枠はありました。しかも今回はベトナムも追加されています。対象の県の方はお見逃しなく。

日本語パートナーズ 県推薦プログラム

派遣時期と募集

2019年度の募集は3回に分けて行われます。

派遣先派遣時期
第1回募集(2019年4月) マレーシア2020年2月~10月
ブルネイ2020年2月~12月
 
第2回募集(2019年8月)タイ2020年5月~12月
ミャンマー2020年5月~12月
インドネシア(13期) 2020年7月~2021年1月
ラオス2020年9月~12月
 
第3回募集(2019年11月)フィリピン2020年7月~12月
ベトナム2020年8月~12月
台湾2020年9月~12月
インドネシア(14期)2020年8月~2021年2月

今回は例年より派遣期間の短い募集が多いです。ほとんどの派遣が2020年のうちに終わることになっていますね。2021年へと年を跨ぐのはインドネシアだけです。
というのも、日本語パートナーズプログラム自体が2020年度までの期間限定で設けられたものなのです。おそらく、予算などを含め、2021年3月までに全ての行程を終えてプロジェクトを閉じなければならないのでしょうね。プロジェクトの今後について詳細は後の節をご覧ください。

選考について

選考の進め方は2018年度までと変わりありません。次の4ステップで行います。

  1. ホームページから応募登録
  2. 第1次選考 書類選考
  3. 事務書類の提出
  4. 第2次選考 面接

選考について詳しく知りたい方は、日本語パートナーズ選考の流れを解説をご覧ください。

説明会

今回も募集に合わせて全国10都市で説明会が開催されます。4/20〜5/19の間で、基本的に各地1回週末に開催されます。東京と大阪のみ複数回開催されます。

開催情報

説明会の開催地、日程は次の通りです。

都市日時
札幌5/11(土)
仙台5/12(日)
東京4/20(土)、4/24(水)、5/15(水)、5/19(日)
名古屋 5/12(日)
京都5/12(日)
大阪4/21(日)、5/15(水)
岡山5/11(土)
広島5/18(土)
福岡4/20(土)
那覇5/18(土)

説明会のすすめ

説明会では、日本語パートナーズの事業内容や募集情報について、とても有益なお話を聞くことができます。せっかくの休日を説明会に費やすのはもったいないと感じるかもしれませんが、まだ参加したことがない方はぜひ一度足を運んでみてください。応募の前に雰囲気を知ることで、書類に書くべきことの方向性も見えてきますよ。説明会について詳しく知りたい方は、日本語パートナーズの説明会に行ってみようをご覧ください。

また、説明会で聞けるお話は、すべての派遣先に共通の事項であることが多いです。第2回、第3回の応募を考えている方も、時間が合うようでしたら今のうちに参加してみることをお勧めします。

2020年以降の日本語パートナーズは?

日本語パートナーズは2020年までのプロジェクト

日本語パートナーズは2020年の東京オリンピックを目指したプロジェクト「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト〜知り合うアジア〜」の一環としてスタートしました。そのため、計画されているのは2020年度派遣までで、その後はプロジェクトを閉じることになっています。

このプロジェクトを進めるために国際交流基金の中にアジアセンターを立ち上げ,東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までの7年間を目途に,3000人以上の“日本語パートナーズ”を派遣することを目標にしています。

外務省:「日本語パートナーズ」を知っていますか?

2020年で終わっちゃう?

それでは、日本語パートナーズは打ち切られて終わってしまうのでしょうか?……いえ、どうやら後継プロジェクトが検討されているようです。

2018年度の説明会で、国際交流基金のスタッフの方が言っていました。「まだ決定ではないのですが、このプロジェクトは派遣先の国からも非常に好評なので、2020年以降も何らかの形で継続していくことを考えています」と。僕が参加した3回全ての説明会でこの話題に触れていました。

説明会というオフィシャルな場で一般応募者に向けて言及するということは、既にほぼ決定している事項を見て間違いありません。応募条件、待遇などは変わる可能性がありますが、アジアの国で日本語教育のお手伝いをするプロジェクトは続けていくようです。とても嬉しいことですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
募集情報が公表され、2019年度の日本語パートナーズプログラムも動き出しました。とりあえず、現時点では今年度が最後の募集ということになっていますので、興味をお持ちの方は乗り遅れないように準備を進めていってくださいね。まずは応募登録から。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。

コメント

  • 大阪での説明会の場所、時間等を教えて下さい。

  • 内貴光枝さん、こんにちは。
    残念ながら日本語パートナーズ事業は終了しました。当記事は2019年度のものです。国際交流基金では、未確定ですが、日本語パートナーズに代わる何かを考えているらしいです。よろしければそちらもチェックしてみてください。

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