ロンドンスクール | 語学を学びにビシュケクへ
今日はビシュケクの語学学校、ロンドンスクールについて紹介します。
概要
まずは大まかに全体像をさらっておきましょう。
ロンドンスクール
キルギスのビシュケクにある語学学校です。
主に現地の子ども、大人に英語を教えるクラスが開催されていますが、外国人向けのロシア語、キルギス語や、英語コースもあります。
公式ページ(外国人向け)は情報が古いですがこちらです。キルギス国内向けのホームページはかっこいいんですけどね。
外国人向けコースは一対一が基本で、わからないところをみっちり教えてもらえます。
キルギスの首都、ビシュケク
ビシュケクは中央アジアの国、キルギスの首都です。昔はフルンゼという地名だったそうです。
キルギスは1991年までソ連を構成する一地域でした。東と南に中国との国境を抱えています。北はカザフスタン、西にウズベキスタンがあります。
wikiによるとキルギスの公用語はロシア語で、キルギス語は国家語らしいです。国家語って、日本には馴染みのない概念ですね。その国の中で実際に使われている言葉の一つと思ってください。
街には両方の言葉が氾濫しています。ロシア語もキルギス語もキリル文字を使うため、慣れないとどちらの言葉かわかりませんね。
綺麗な山々に囲まれた美しい国です。発展は遅れており、物価が安いです。ご飯が美味しく、人が優しいです。
授業料
マンツーマンの授業で1時間当たり460ソム(約700円)です。
標準的なコースだと1か月で次のような感じです。
1日5時間 × 週4日 × 4週間で80時間 = 36,800ソム(約57,000円)
これに登録料が1,650ソム(約3,000円)かかりますので計約60,000円といったところです。
僕の場合は上記のコースに加え寮を申し込んでいます。一泊650ソム(約1,000円)です。
寮は安いの?
ロンドンスクールでは寮も用意していますが、1か月で約19,500ソム(約30,000円)は周りの相場を考えると少し高めのようです。
スクールの先生や現地の人の話によると、この辺りなら月15,000ソム(約24,000円)もあれば家具付きの部屋を借りられるとのことです。
月単位の契約が要求されたりなど、スクールの寮ほど柔軟な対応はしてくれないかもしれませんが、1人部屋が好きな方は自分で部屋を借りるのもありだと思います。
ビシュケク市内のドミトリータイプのゲストハウスなら、Haus Hostelがお勧めです。通常料金は1泊400ソム(約650円)ですが、長期割引なら月9,000ソム(約14,000円)と、スクールの寮の半額以下での滞在も可能です。月途中からの滞在も可能ですのでオーナーに相談してみてください。
キルギスの文化を学ぶプログラム
ロンドンスクールの英語版正式名称は「London School of Languages and Cultures」と言います。
その名の通り、語学学習だけでなく文化的なプログラムも用意されています。
山に行って馬に乗ったりバザーを散策したり博物館に行ったり···。
非常に魅力的で、これが僕がロンドンスクールを選んだ最大の決め手だったんですが、運の悪いことに6月はちょうど何もないらしく参加できませんでした。
5月にはリゾートのイシクル湖で1泊2日の旅行があったそうです。参加費は無料だそうです。羨ましい限りです。
先人の記録
学校についての情報を集めようとウェブをあさってもあまりまとまったものは出てきませんでしたが、いくつか体験者の声を拾えました。好意的な評価ばかりが見つかりました。
日本語のブログ
ロンドンスクールの魅力的な点を挙げています。
1. ロシア語を母語とする大卒以上の先生で、できればロシア語教授法を学んだor言語学修士以上の学歴がある
2, マンツーマン式の授業を一日数時間、2週間のターム
3. 価格
4. メシウマ & 酒も飲める国
5. 英語で入学受付できたり、先生が英語を知っている、返事が早いe.t.c.
学校も含め、ずいぶんと楽しんだようすが書かれていますね。記事を読む限り、この方はロシア語がかなり堪能なようです。
英語のブログなど
この学校にはアメリカからの先生、生徒が多いようです。特に夏休み期間は団体で参加する人たちがいるそうで、アメリカの大学生たちが何十人もいます。
ウェブ上には英語での体験記もありました。
個人的な体験を踏まえたフィードバックです。実感がこもっています。
寮の内容などについて詳しく紹介しています。
みなさんスクールをべた褒めしていますね。
ちなみにアメリカ人はとにかく何でも誉める文化です。話7割ぐらいで聞いておくと丁度良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キルギスの語学学校、ロンドンスクールについて、簡単に紹介しました。語学を身に付けるとともに、キルギスの文化も学ぶ。あわせて友達も作れたら最高ですね。
授業などのより詳しい内容についてはロンドンスクールビシュケクで授業を受けてきたにまとめましたのでご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません