カリーニングラードはロシアです
こんにちは、アラフォーマンです。
昨夜はポーランドのグダニスクに泊まって、朝一のバスでロシアのカリーニングラードへ。
バスよ、待ってろよ
バスが朝6時発なので、宿を5時に出発しました。辺りはまだ夜のとばりが降りたまま。日の出まで3時間以上あります。
バスターミナルに到着し、警備のおじさんにカリーニングラード行きのFlix Busの乗り場を訪ねます。おじさん「Flix Busなら向こうだ」とのこと。
ありがとうおじさん。これで僕はEUを抜け出すよ。
さて、Flix Bus乗り場で一人待ちます。5時50分になっても誰も来ません。52分、55分、、、
あれ、これちょっとおかしいぞ?僕によくあるパターンじゃないか?
慌てて駆け出しチケットを振り回し、「カリーニングラード!カリーニングラード!」と連呼しながら別のおじさんに乗り場を訪ねました。傍から見たらなんと哀れな外国人に見えたことでしょう。
「あぁカリーニングラード行きか。それならあっちだ」とおじさんは言いますが、もう僕に余裕はありません。連れてってくれと懇願します。
おじさん、やれやれといった様子で僕を引率してくれ、2分ほど歩いて乗り場に到着です。5時58分。何とか間に合いました。
国境を越えろ
グダニスクを出発して2時間ほどバスを走らせたら、ロシアとの国境に到着します。
バスでの国境越えにも何パターンかあって、ここでの出国検査は、バスの中で係員がパスポートを回収して、オフィスでスタンプを押して返却するという簡素なやり方でした。
他には一人一人検査を受けるスタンダードなタイプや、A国とB国の間は各自で歩いて、両方で違うバスに乗るタイプなどもあります。
さて、各人の検査を終えた係員が再びバスにやってきて言います。
「ミスターアラフォーマン、質問があります。あなたはシェンゲンエリア内に3か月以上滞在していますね?(※)」
※…日本人はシェンゲンエリア内に3か月までならビザ無しで滞在できる。
やはり来たか。
そう、僕はフォルケホイスコーレに4か月滞在しているので、滞在許可を取っています。そのことを告げ、カードを見せると、「OK」と言って戻っていきました。
問題なく出国完了。持ってて良かったレジデントカード。
そしてバスはポーランドを出国します。
数分進んだところで今度はロシアの検問所です。
ロシアに入国する際は日本人はビザが必要です。ですが、地方都市への入国は最近制限が緩くなって、簡易ビザでも入国できるようになってきています。カリーニングラードもその対象エリアです。
事前にインターネットで申請しておいた書類を見せて、こちらもあっさりと入国審査を通過します。
そこからまた2時間ほど車を走らせて、いよいよカリーニングラードに到着です!
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません