最後の出勤日 – 辞めるのか、進むのか
こんにちは、アラフォーマンです。GWを前に、今の会社への最後の出勤を終えました。これから有給休暇に入るので籍自体はまだ残っているのですけど、もう働くことはないんだなと思うと感慨深いものがあります。
最終日に退勤するとき、ちょっとびっくりすることがありました。先輩後輩に課長までもが、僕のことを送り出すために両手でアーチの花道を作ってくれたのです。まるで会社を辞めるのじゃなくて、部活動をやりきって卒業するかのようでした。
会社を去ることには変わらないはずです。ですが、僕は得な辞め方をしたなと思っています。
転職する人には、何となく罪悪感が生まれてしまいます。仕事が辛くて去っていく人には、どう接して良いのかわからない不安定さがつきまといます。辞めるということは、基本ネガティブな関係になりがちです。
しかし、他のことを始めるために仕事を手放した僕は、たくさんの方から応援の言葉をいただきました。同期から、業務の仲間から、OBから、慕ってくれた後輩から。上司までもが暖かくフォローしてくれるなんて、普通、辞める相手に対してなかなかないことだと思います。
会社を去ることを告げてからのこの1か月、たくさんの飲み会とプレゼントと、胸の奥が熱くなるような言葉たちをいただきました。こんなに応援してもらったのは、僕の人生において他に比べられるものがありません。それだけ、僕の選択が今までより大きなものだったのかもしれません。
大きな選択。これが思っていたよりも大きかったようで、だんだんと不安になってきましたが、とりあえず前に進むことはやめません。良かったら、この先どうなるか、もう少しだけ見てやってくださいね。
ひとまず、10年以上続けた仕事を離れました。関わってくれた人たち、僕を成長させてくれた全ての人に感謝をしながら。ありがとうございました。

歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません