日本語パートナーズは2020年以降も継続するようです
日本とアジアを繋ぐ架け橋となる日本語パートナーズ事業。(日本語パートナーズって何? どんな特徴があるの?)
当初は2020年度派遣まで(2019年度募集まで)の計画でしたが、どうやら2020年度以降も事業が続くことが決定したようです。
日本語パートナーズ事業継続します
日本語パートナーズの公式ページには次のようなお知らせがあります。「2020年度の募集を実施する」と確かに書いてあります。
2020年度の日本語パートナーズの募集について
日本語パートナーズ派遣事業については、2020年度の募集を実施する予定ですが、日本国内並びに派遣先の国・地域における新型コロナウイルス感染症の状況等を考慮し、詳細を検討中です。
募集情報は本ウェブサイトのほか、メールマガジンや公式Facebookページにて、8月上旬を目途に公開予定です。
2020年度の日本語パートナーズの募集について | 日本語パートナーズ
これまでの流れ
そもそも日本語パートナーズ事業は、2020年の東京オリンピックまでの間に近隣アジア諸国との文化交流を深めるためのものとして、数年間限定のプロジェクトとして発足しました。2020年度の派遣が最後となる計画でした。
ですが、いざ運営を始めてみると、嬉しいことに派遣先の国々からの評判が極めて高かったため、2020年度で事業終了というのも見直しの方向にあったのです。
僕がパートナーズへ応募をしていた2018年頃には非公式ですがコメントがありました。「このまま終わらせるのはもったいない」「何らかの形で交流事業を続けていくことを検討している」と、日本語パートナーズ事業を継続するのか後継プロジェクトが立ち上がるのかは不明でしたが、続きを考えているということでした。
それから2020年になっても日本語パートナーズ事業の処遇についての公式通知は出ていなかったようなのですが、前掲の文面を見るに、事業を延長する方向でまとめているようですね。
2019年度に募集された派遣先は11か国でした。過去の募集にあった全ての派遣先が今後も継続されるかはまだ不明です。
インドネシア派遣の状況は
公式の発表ではありませんが、インドネシアへの日本語パートナー事業の継続がフライング的に発表されていました。コメントは国際交流基金の現地組織から出たものなので間違いありません。
インドネシアは日本語パートナーズ事業が最も活発な派遣先の一つ。これからも良好な関係を築いていってほしいですね。
日本語パートナーズの派遣事業は、安倍政権が2013年12月に開かれた日・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議で提唱した「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト」の一環。日本語教育のアシストなどに従事する人材を2020年までに3千人超派遣する国家事業として始まった。
このため、当初は今年度の派遣が最終年度となる予定だったが、派遣人数が最も多いインドネシアは継続案件となった。このため同センター(国際交流基金ジャカルタ日本文化センター)では、21年度も「これまでの成果を活用しながらプロジェクトを続行させたい」としている。
じゃかるた新聞
まとめ
ということで、日本語パートナーズ事業は2020年度以降も継続されることがわかりました。詳細はまだ不明ですが、2020年8月上旬には公式に発表があるようです。続報が出次第まとめていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません