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アラフォーからの挑戦状。

生活費用指数を見てみよう | どの国が安く暮らせるの?

「海外は生活費が安い」「老後は日本を離れて暮らす」
そんなことを一度は聞いたことがあるかもしれません。確かに日本で暮らすより、支出を抑えた生活ができそうです。

では、果たしてどんな国が本当に物価が安いのでしょうか。
「何となくアジアは安そう、そしてヨーロッパは高そう…」
よく聞くイメージですが、果たしてそのイメージは正しいのでしょうか。

生活費用指数

海外にある程度の期間住むなら、その土地の物価も気になるところです。僕のように収入が無い状態ならなおさらです。ご飯や宿が少しでも安い場所に行きたい。

一口に物価と言っても色々な計算方法がありますが、僕はこのNUMBEOというサイトのCost of Living Index (生活費用指数)というものを参考にしています。レストランでの食費や交通費、マーケットでの野菜やホテル代など様々な要素から計算されており、実際訪れた印象とも大体合致しています。
Cost of Living Index – NUMBEO

生活費用指数マップ
生活費用指数マップ

地域的な傾向として

生活費用指数マップを見ると、北アメリカ、北・西ヨーロッパ、東アジアとオーストラリアで指数が高い(赤)のがわかります。
指数が低い(緑)のは、まずダントツでインド。それに続いて、中南米、アフリカ、東ヨーロッパ、ロシアとアジアとなっています。

東京

東京が世界の中でもかなり指数の高い方だということがわかりました。つまり、他の大抵の国では東京よりも安く暮らせるということ。ほっとしますね。

実際に、僕の今まで行ったことのある土地と比較して日本の宿泊施設はとても高いです。ドミトリーのタイプの安宿でも3,000円ぐらいします。対して、他の都市では1,000円程度で泊まれることが多かったです。

同様に野菜や肉などの食材も高いのですが、外食だけはなぜか安いです。
東京でも800円もあれば十分ご飯が食べられますよね。物価の安い国でも、ちゃんと外食をしようと思ったら最低500円から1,000程度はかかります。

ちなみに東京の生活費用指数は85です。

東南アジア

物価が安いと聞いて、まず思い浮かぶのは東南アジアではないでしょうか。タイやフィリピンが有名だと思います。
東南アジアの代表的な都市をピックアップしてみました。

56 バンコク(タイ)
44 ジャカルタ(インドネシア)
42 クアラルンプール(マレーシア)
38 ホーチミン(ベトナム)
38 セブ(フィリピン)

と、こんなところです。
バンコクは少し高いですが、その他の都市は東京(85)の約半分のコストで生活できることがわかります。

インド、中南米、アフリカ

インドや中南米、アフリカも物価は安いのですが、治安面で不安があるため今回は比較を載せません。
ちなみに指数はアジアと同程度です。

中央アジア、東ヨーロッパ、ロシアなど

最後に、僕が行った国々です。大体1週間程度を基準に滞在した地域をピックアップしました。

80 オーフス(デンマーク)
52 タリン(エストニア)
37 カリーニングラード(ロシア)
35 ノビ・サド(セルビア)
33 ベリコ・タルノヴァ(ブルガリア)
32 リヴィウ(ウクライナ)
27 ビシュケク(キルギス)

僕はコストを重視して行き先を決めているので、滞在したのも概ね物価の安い地域が多いです。こう見ると、東南アジアと比較してもカリーニングラード(37)以下全てセブ(38)よりも物価が安いということに気が付きます。
高い高いと思っていたタリン(52)ですらバンコク(56)よりも安いのですね。

お勧めの都市は

さて、生活費用指数を踏まえた上で、コストを抑えた滞在をするためにはどこがお勧めなのでしょうか。

もちろん、国の良し悪しを決める要素は物価だけではありません。治安、気候、食事、言葉、都会度など色々あるでしょう。

主観がだいぶ入りますが、コストを重視した上でお勧めの地域を一つ選ぶとしたらウクライナです。
まず、ご飯が美味しいです。安くて美味しい。幸せです。
気候はアジアと比べて少し厳しいかもしれません。チェコのプラハと同程度の緯度です。
言葉は英語がそれなりに通じます。もちろん100%には程遠いですが、フィリピンぐらいには通じるように思います。

現地の言葉を習得できるか

あなたはその土地に行ったとき、現地の言葉で話したいと思いますか?

世界には様々な言語があります。日本人にとって習得が簡単な言葉もあれば、何倍も努力が必要な言語もあります。どの言葉が容易でどの言葉が難しいのでしょうか。日本人が習得しやすい言語ランキングにまとめましたのでご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
暮らしにかかるコストを数値化した生活費用指数をご紹介しました。あなたの行ってみたい都市はどのくらいの生活費用がかかるのでしょうか。一度調べてみてはどうでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。

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