バスとマルシュルートカに乗ってみよう【ビシュケク編】
こんにちは。
今日はビシュケクの交通手段についてご紹介します。
ビシュケクの交通手段
キルギスの首都、ビシュケクはそれほど大きな街ではありません。
直径3~4kmの円を描けば主要部がすっぽり収まってしまう程度で、面積にして山手線の5分の1ぐらいでしょうか。
市内の移動手段は、タクシー、バス、マルシュルートカ、徒歩になります。
ビシュケク市内を移動するぐらいであれば、金額的にタクシー利用で全く問題はありません。街の端から逆端まで移動したところで高々500円ぐらいでしょう。
ちなみに、タクシー利用には Яндекс(ヤンデックス)というアプリが便利です。Uberみたいなものです。
歩くのも良いですね。街も綺麗で歩いていて楽しいです。
(歩道があるところは)道も広いし、歩いている人は多くない。道には緑が一杯です。歩きながら出店でアイスクリームを買うのも楽しいものです。
でも、少しビシュケクに慣れてきたら、バスやマルシュルートカを使ってみませんか。
バスの車窓から街中を眺めていると、少しだけ冒険気分が味わえますよ。
バスとマルシュルートカ
大多数の人はマルシュルートカという言葉を聞いたことがないと思うので、簡単に説明をします。
一言で言ってしまえば小型のバスですね。15席ぐらい備え付けられている大型バンです。
これが町中いたるところで朝から晩まで走っています。
この他に、ビシュケクのバスには普通の路線バスとトロリーバスの2種類が走っています。
トロリーバスは頭上の電線から動力を受け取っている見た目にかわいいバスで、中身やシステムは路線バスと違いはありません。
どこから乗るのか
ビシュケク市内には数百メートル置きにバス停があります。東京の地下鉄駅の何倍という数があるようです。普通に歩いていてバス停を避けるのは不可能というぐらいに見かけます。
このバス停はバス、マルシュルートカ共用です。
バス停で待っていると、街の中心部ではひっきりなしにマルシュルートカがやってきます。同時に3台4台と到着してつっかえていることもしょっちゅうです。街の外れの方でも数分置きにはやってきます。
何番のマルシュルートカに乗れば良いの?
マルシュルートカは街の隅々まで走り回っています。走行ルートごとに番号が振られているのですが、この小さい街に200本近い走行ルートがあるようです。
僕の家から学校に行くときに使える路線もどうやら5本以上あります。帰りの路線はまた別だったりします。
そんな、途方もない数のルートを覚えることはちょっと不可能に近いですね。ここはマップアプリを利用しちゃいましょう。
キルギスの街中では、「2GIS」というアプリが非常に便利です。どのマルシュルートカに乗れば良いのかも瞬時に提案してくれますよ。
乗車賃は
乗車賃は乗降場所に寄らず、一度の利用でいくらと決まっています。どれも20円程度以下と格安です。
マルシュルートカの代金は日中10ソム、21時以降は若干値上がりして12ソムです。
路線バス、トロリーバスは終日8ソムです。
乗降方法
バスの乗車は簡単です。バス停で待っているとバスがやってくるので、停車してドアが開いたら乗り込みましょう。乗車賃は降車時に支払います。
マルシュルートカはちょっとだけ中級者向けです。普通のバンをイメージしてください。ドアは車両前方の助手席の位地に1つだけあります。このドアから全員が乗り降りします。
降りる客が居るときはそれを待ってから乗り込みます。降りる客がいないときは自分でドアを開けて乗り込みましょう。自分が最後の乗車客のときは、ドアを閉めるのも忘れずに。
乗車賃は乗車時に支払ってください。小銭が望ましいですが、200ソム程度でも対応してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ビシュケクの足、バスとマルシュルートカについてご紹介しました。
バスに乗れるようになれば、たった数十円で街中のどこにでも行けるようになりますよ。ビシュケクのあちらこちらを探訪してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません