icon A LA CARTYO!

アラフォーからの挑戦状。

エストニア語を習っています

こんにちは、アラフォーマンです。
北の国からTere hommikust!(おはようございます!)

さてさて、タリン大学ウィンタースクールが始まりました。僕はもちろんA0クラス(これから学び始める人のクラス)でシャカリキになってやっています。

エストニア語コース

タリン大学のウィンタースクールは1月に3週間の期間で開講されます。2020年は1月6日(月)から1月24日(金)までです。

エストニア語の講義は1日3時間、月曜日から金曜日まであります。その他に、街をめぐるスタディツアーや言葉以外のお話の聞けるカルチャープログラムもあります。

授業風景

エストニア語クラスの雰囲気はこんな感じです。

エストニア語クラス
エストニア語クラス

生徒の国籍は実に様々で、ヨーロッパ各国、中国韓国、南米やイスラエルからも来ています。みなさんエストニア語ビギナーなので、授業は英語で進められます。

講師はミーナというユーモアたっぷりの女性で、生徒からの評判もとても良いです。少し癖のあるこの人は、いつでも笑いを取ろうとしてくるんですよね。

「誰?」とか「普段」という言葉を習った次の日の朝は、「今日、普段より綺麗な人物は誰?」と聞いてきました。
「え、誰だろう?」みんながきょろきょろと辺りを見回す中、ふいにミーナがはらりとコートを脱ぎました。ロングコートの下から現れたきらびやかな服装を見せつけた後、「それは私です!」と言ってきます。お前かよ。わかんねぇよ。

生徒の反応に満足した様子のミーナは、「さぁどうぞ、質問をしてみましょう」と促します。
ある生徒が聞きます。「先生、何で今日は綺麗なんですか?」
これも昨日習った「なぜ?」という単語を使った文章です。なるほど、こうやって習った言葉を身に付けていくのですね。

どうやらミーナは今夜オペラを観に行くそうです。だから普段よりも着飾っているのだと。
その後も「シアターはどこにあるのですか?」とか、「何時に始まるのですか?」とか、覚えたての疑問文を練習します。このやり方だと、教科書の課題とにらめっこするよりもとても印象に残りますね。

エストニア語が楽しい

僕はエストニア語と相性が良いのかもしれません。やっててすごく楽しいんです。

特に、何を言っているのかが何となく聞き取れるのが嬉しいんです。先生がゆっくりはっきり話してくれているというのもありますが、単語自体は何を言ったのかわかるんです。日本語と音が似ているのでしょうか。
やっぱり、リスニングがマシだとずいぶんと気が楽です。

今まで習った言葉の中で聞き取りやすかったのはセルビア語とエストニア語、反対に難しかったのはロシア語、英語、そしてデンマーク語ですね。デンマーク語は音の要素が違い過ぎて、もごもご言っているだけにしか聞こえませんでした。

文法も、「すごく難しい」と聞いていたのですが、実際やってみるとそんなに難しいとは感じません。ロシア語に比べたら覚えることも全然多くないですし、せいぜい名詞の格変化を3つ覚えなきゃいけないということぐらいです。

語彙は確かに他のヨーロピアン言語と離れているのでしょうか。耳に馴染みのない単語がいっぱいあります。
でもそれは、日本人にとってはどの言語でも同じことです。「イタリア語はスペイン語と共通の単語がたくさんある。他の言語とも似ている」と言われたって、それって多くの日本人学習者にはあまり関係のないことでしょう。

さて、僕のお気に入りのエストニア語を一つご紹介させてくださいね。
そのフレーズは「お知り合いになれて嬉しいです」。英語で言うと「Nice to meet you!」ですね。

エストニア語では「Meeldiv tutvuda!」と言います。
読み方は「メールディブ トゥットゥブダ」。何だか気分が楽しくなるリズムです。

トゥットゥブダパートは動画の5分ぐらいから

トゥットゥブダ、トゥットゥブダ。ぜひあなたも口に出して言ってみてください。音に合わせて気分も弾んで、きっとエストニアに行ってみたくなりますよ。

3週間はあっという間

そんな感じで楽しくやっているエストニア語ですが、早くも1週目が終わりました。3週間はあっという間に過ぎ去りそうです。
何だかセルビア語の3週間より短く感じるなぁ。歳を取ると月日の進み方が早く感じると言いますが、それだけセルビアでは新鮮に感じていたということでしょうか。

残りの期間も張り切っていきましょうか。
それではみなさん、メールディブ トゥットゥブダ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です