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アラフォーからの挑戦状。

ノビサド3日目 初めての補講、アクセントロジー

2019年7月16日(火)

昨日は初めての授業と歓迎会があって、その後パソコンを買いに行ってと盛りだくさんの一日だった。

クラブソーニャで朝食を

朝ごはんを食べられる時間は8:00-8:45。授業が9時から始まるから、遅くとも20分前までにはここを出た方が良い。学部棟まで少し距離があるのだ。

早めにレストランに行くと、おじさん二人の席が空いていたのでそこに加わった。オーストラリア人のドラガンと、チェコ人のマーティン。
この二人の会話はセルビア語だ。二人ともセルビア語がしゃべれる上に、マーティンは英語が全然話せないからだ。

ドラガンが「悪いね、セルビア語で。理解できる?」と聞いてきた。もちろん全く理解できていない。でも、良いんだよ気にしなくて。だって英語でも大して理解できないですから。

大学の授業

授業を進めるのは大学の教授たち。さすが語学のプロといったところ。しっかりした知識に裏付けされており、説明がどれもわかりやすい。

授業は午前と午後の2コマに分かれている。午前が9:00-11:00で午後が11:30-13:15。

一コマがすごく長いです。僕には集中力が続かない。ロンドンスクールでの80分でさえも長く感じたもんなぁ。あっちは一対一だからまだ何とかなったけど、グループ授業だとさすがに厳しい。何度か、眠くなることもありました。

午前の授業を担当するのは髪が無くダンディなおじさんミラン。威厳はちゃんとあるのに壁は感じさせない。大学教授というより友達のお父さんって感じだ。
声がすごく低いのが僕には厳しいところ。低音で穏やかに話されると、本当に何言っているのかわかりにくい。話している内容はかなりためになりそうなんだけど。

午後の授業を担当するのは金髪でふくよかな体形のおばさんエレナ。昔はかなり美人だったんだろうな。ちなみに、セルビア人女性にはエレナという名前が多いみたい。先生陣10人くらいの中にも3人もエレナがいる。
エレナの英語は結構わかりやすい。声もはっきりしているし、しゃべり方もゆっくりだ。これなら、完全にとはいかなくても、70%ぐらいは理解できる。嬉しい。

時間割

そうそう、昨日、一週間の時間割をもらったんだ。それを見てびっくりした。何に驚いたかって、通常授業の他にイベントが盛りだくさんなこと。毎日のように何かが用意されている。

時間割1週目
時間割 毎日のようになんらかのアクティビティが用意されています

写真はちょっと見づらいと思うので補足します。

左から月曜日~日曜日。月曜日から金曜日は基本的に共通で、一番上が朝食8:00-8:45。2段目が授業9:00-11:00。3段目が休憩時間11:00-11:30。4段目がまた授業で11:30-13:15。5段目が昼食13:30-15:00。ここまでがレギュラーの時間割。

大体の日はそれ以外に何かあるのがわかるかな。今週は金曜日だけがお休み日。
月曜日は歓迎会、本日火曜日は補講:アクセントロジー(発音学)の1回目、水曜日はノビサド名所の砦への遠足がある。木曜日は補講:アクセントロジーの2回目、金曜日はイベントお休みで通常授業のみ。土曜日はまた遠足、今度はバスで一日かけて周遊だ。

どれも参加自由で、興味がなければ休んで構わない。授業以外にもこんなに充実しているとは思わなかった。全部参加してたら自由な時間が全然なくなるレベルじゃないか。

補講「Acentology」

昼ご飯を食べて、いったん寮に帰宅。14:40。
補講が17時からなんで、16:30に寮を出れば良いだろう。ちょっと寝れるな。…で、気が付けばあっという間の16:30。ぐっすり。慣れない環境で、相当疲れは出ているようだ。

本日の補講はアクセントロジー、日本語にすると発音学といったところか。
去年もサマースクールを受講したフィリピン人のパヌがこのデヤン先生を絶賛していたから楽しみだ。

教室は授業の教室と違って、視聴覚室といった雰囲気の部屋だ。音響設備に力が入っている。シートのクッションも柔らかで座りやすい。

時間になり授業がスタートする。生徒は20人以上はいるだろう。結構みんな聞きに来ているんだな。

授業は基本的にセルビア語で進められたが、デヤンはかなりの部分を英語でも繰り返してくれた。彼の英語はものすごく聞き取りやすい。さすが発音学の先生だ。

内容は、アクセントの長短とか、上がり調子や下がり調子といった話だ。僕はこういう話が好きだ。
英語で補足してくれているとはいえ理解できているわけではないのだが、なんとなく授業は面白かった。理解できていたらもっと面白かったろう。

授業中に、昨日に引き続きカメラ部隊が教室に入ってきた。先生にインタビューし、生徒からもコメントをもらいたいと言ってイタリア人のミローシュとベルギー人のステファニーを廊下に連れ出して撮影していた。二人とも最上級B2クラスの学生だ。実力、容姿共に申し分ない。

補講は予想以上に面白かった。けど、やっぱり話している説明そのものはわからなくて、配られたプリントなどから類推する感じ。もったいないな。

寮に着いたら20時前。すぐに眠りに落ちた。やっぱりだいぶ疲れている。
明日は砦への遠足だ。せっかくだからカメラを持っていこう。

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