ノビサド5日目 たまにはカフェにも行ってみるか
2019年7月18日(木)
楽しい楽しい遠足から一夜明けた木曜日。今日も元気に勉強しましょう。
おなじみ朝はクラブソーニャ
朝食はいつもおなじみクラブソーニャで。イタリア人のミローシュと同じ席に座った。
彼は若くて社交的でよくしゃべる。そしていつもタバコを吸っている。
日本が好きみたいで、いつか日本に来たいんだと言っていた。遥か彼方の日本からセルビア語を学びに来る人たちを尊敬しているよ、とも。
ミローシュはなんでセルビア語を学んでいるの?と聞いてみた。彼はこのサマースクール内で最もセルビア語ができると評判だ。
なんでも、彼のお母さんがセルビア人なんだって。なるほど、それでかなりしっかりしゃべれるし、もっと上達しようと勉強しに来ているんだね。
ちなみにセルビア系の名前には「mil」とか「dragan」とかが多いらしい。どちらも「良い」みたいな意味。
ミローシュ始め、セルビア系オーストラリア人のドラガンもいるし、僕らのクラスA1の先生もミランだ。ピクシーの愛称で知られるストイコビッチも名前はドラガンだね。彼もセルビア出身の有名人。
ミローシュの英語は音がはっきりしていて、声も大きくて、本当に聞き取りやすい。同じイタリア人のミケーレも聞き取りやすいし、イタリア人の英語は日本人には易しいみたいだ。
クンチャック3兄弟
A1クラスの中に、イスラエルから来ているクンチャック3兄弟がいる。クンチャックは苗字ね。中学生と高校生の男の子だ。
この兄弟の下の二人、アロンとガイが日本が大好きで、僕に会うたびに日本語で挨拶してくれる。
「おはよございます」「こにちわ」「さよなら」「ありがとう」、そしてもう一つ、「かわいい」。他はあっているけど、「かわいい」だけは僕に使う言葉じゃないよ、絶対。
漫画やアニメが好きだというから、これらの言葉はそこから覚えたのだろう。
とにかく、僕を見かけるたびにニコニコしながら日本語で声をかけてくれるのだ。彼らのほうこそ本当にかわいい。
こんなアラフォーの何が君たちを喜ばせるのかねとも思うけど、喜んでくれるならそれだけで良いよね。
日本人の評判
先のミローシュもそうだったけど、海外に出ると、日本人の評判の良さにびっくりする。今まで行ったどの国でも、中国でさえも、日本人だというだけで褒められる。
タクシーに乗れば「ジャパンカーは最高だ。絶対に壊れない」と褒められるし、宿に泊まれば「日本人はいつも綺麗に使ってくれるから好きなのよ」と感謝される。
税関で「日本パスポートだから良いか」となったこともある。とにかく日本人で得をする。
そうやって言われると、日本人である僕は嬉しくなってしまうから、ニコニコと礼儀正しくなってしまう。そうして、また日本人の評判が上がっているのかもしれない。
授業の取材
今日はA1のクラスにカメラを持った記者がやってきた。本当に注目度が高いんだね。ちなみに今回はスチルカメラ(ビデオカメラじゃなくて、写真を撮るカメラ)。
アクセントロジーの第2回補講
今日は火曜に引き続きアクセントロジーの補講に参加した。内容を半分も理解できないため食前まで行くか迷っていたが、好きな先生だし行くことにした。
教授のデヤンは前回の僕のことを最も初心者の生徒という感じで覚えていたらしく、教室に入るなり「アラフォーマン、前回の講義は理解できたかい?」と聞かれた。
「あまり理解できませんでした」と正直に言ったら悲しそうな顔をされた。そりゃそうだ。慌てて「でも、楽しそうだったからまた来ました」と言った。
本日も楽しかったような気がするけど、内容は半分も理解していない。
ただ、この先生の発音は聞き取りやすい。英語もセルビア語も、すごくリスニングの練習になる。
帰りがけにカフェに
学校から寮までは徒歩25分ぐらい。帰る途中にミケーレが言った。「たまにはこっちのカフェに行こう」
彼らはいつも寮の最寄りのカフェ、マキアートに行っているのだ。
今までカフェにご一緒したことはなかったけど、そろそろ行ってみるのも良いよね。親睦を深めよう。
イタリア人のミケーレ、フィンランド人のパヌ、マルコ、ハンガリー人のアコーシュ、金髪Tくんと僕の6人だ。見事に男ばかり。気楽で良いね。
カフェでの会話は周りの音もあって、少し難易度が高い。何を話しているかは何となくわかったけど、ぼんやりとしか掴めない。やっぱり会話には食い込めない。
「英語の聞き取りは難しいですよね。僕も結構わかんないです」と言っていたTくんは、みんなのジョークにハハハと笑ってやがる。そこで僕も一緒に笑えたら良いんだけどなぁ。
みんなが盛り上がる中、1時間半ぐらいで先に退出。楽しいけど疲れるし、無理はしない。また次回頑張ろう。
明日は珍しく授業しかない日。のんびりしましょう。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません