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アラフォーからの挑戦状。

あなたはここから入っちゃダメ

こんにちは、デンマークでホイスコーレ中のアラフォーマンです。

ホイスコーレから参加させていただいている幼稚園でのプラクティック(インターンシップ)も6週目を終え、残すところ2週間となりました。全8回、短いようで長いような日々です。

通い始めた当初は自分があまりにもデンマーク語ができない事実に打ちのめさりたりもしていましたが、それにもだんだんと慣れてきました。
話せないものは悔やんでも話せない。僕に語学の才能はないのですから。それは仕方ありません。

6回目を終えた今でも会話はほとんどままなりません。楽しそうに話してくれているのをただ黙って聴いているだけです。微笑みと頷きばかりが上手になっていきます。

それでも、何を言おうとしているのかは、何となくわかるようになるものですね。一緒にお絵かきをしたり、抱き上げたり、靴を履かせたり、言葉を使わなくても少しずつ動けるようになってきます。

そして、会話も、ほんの少しだけ聞き取れるようになってきました。
「これ開けて」とか、「ほら、見て」とか、「みんな対アラフォーマン1人の戦い」とか、「あなたはここから入っちゃダメ」とか。なんか思い出すだけで悲しくなる言葉も混ざっています。なんでそういう言葉は敏感に聞き取れるのでしょうか。

思えばあいつらには敬意が足りません。「もう一度、もう一度、もう一度!」って、人のことを肩車ロボットとか動くサンドバッグとか全自動ブランコ押しマシーンとかだと思っているんです。
軽い積み木でもぶつけられたら痛いからね。そういうことするヤツとはおじさんもう遊ばないからね。

2か月間のプラクティックも残すところあと少しです。長かったようで、やっぱり全然短いんです。
本当にあっという間。泣いても笑ってもあと2回です。

生意気で素直な彼らとも、もうすぐ完全におさらばです。それが終わればきっともう会うことはないのでしょうね。
それじゃ、それまでは、泣いたり笑ったりしながらいきましょうか。

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