明日の風は吹かない
こんにちは、アラフォーマンです。
ジョージアのど田舎で過ごす日々もあっという間に1か月近くが経ち、そろそろ終わりが近づいてきました。ヤギやブタにも別れを告げなければなりません。
9月からはまたリトアニアです。半年振り2回目の訪問ですね。(決めたよ、次の目的地。)
実は、同じ場所に2度行くというのは初めてです。ビリニュスへ行けば、学校の先生方をはじめとして、まだ知った顔も何人か残っています。
全く新しい場所に行くのもワクワクするけれど、再訪というのもそれとはまた違ったドキドキがあるんですね。
とにかく、楽しみです。ジョージアだって楽しかったから別れがたいというのも本音だけれど、それとこれとは話が別です。旅立ちは例え寂しかろうと、いつだって待ち遠しいものです。
9月はどうするの?
そんな折、バトゥミに住む知人からメッセージが届きました。
「はーい元気?そっちの暮らしを楽しんでるかな。
ところで、9月はリトアニアに行くって言ってたけど、どうするの?」
どうするって、行くよ。行きますよ。I’m going to Lithuania. 僕の気持ちは進行形ですよ。
「あれ、ニュース聞いてない?9月もジョージアは国境閉じたままだって発表あったよ」
え、何?
ははは、冗談はよし子さん!
思わず、普段使わないフレーズが唐突に頭に浮かぶほどに動揺してしまいました。
慌てて状況を調べる僕。
予約していた飛行機にキャンセルの連絡はまだ来ていないようですが、新規予約を検索してみると9月分の便が全てなくなっていました。ああ、これは駄目なやつですね。
その後、航空会社から正式にフライト欠航の連絡も届きました。
飛行機は飛ばない。明日の風は吹かない。予定は綺麗さっぱりなくなりました。
それで、9月はどうするのかですって?
良い質問ですね。
さて、どうしたものでしょうか。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません