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アラフォーからの挑戦状。

中国インターネット事情 | グーグル無しで生きられますか

「中国は共産党に情報規制されている」
そんな話を聞いたことはありませんか?

はい、実はその通りなんです。その目的などは政治的な話になりますのでここでは触れませんが、旅行者にとって何より大変なのは「グーグルが使えない」ということです。

グーグルが使えない

中国のネットからはグーグルに繋ぐことができません。
ちょっと想像してみてください。それがどんな状況か、どんな困ったことがあるのかを。

検索エンジン

グーグルと言えば検索ですよね。
何か調べたいことがあったら、とりあえずググってみるという人も多いはず。
でも中国では繋がりません。

ではヤフーでググりますか?
それも駄目です。ヤフーの検索エンジンはグーグルのものを使っているためやはり繋がらないのです。

マイクロソフトのBingなら?
はい、それならOKです。もしあなたがホーム画面やお気に入りにBingを登録していたのなら。
もし登録していない場合、どうやってそのページに行きますか?もちろんグーグルで探すことはできませんよ!

Gメール

最近は携帯のキャリアメールを持たずに、Gメール一本で通す人も増えてきました。
パソコンからもスマホからも見れて便利ですよね。情報はサーバー上にあるのでどの端末からでも見れますし。

ただし、中国内のネットワークからは見られません。もちろん、送受信もできません。
それでも、端末内に保存されているデータにはアクセスできますので、最近読んだメールなら見ることは可能です。

旅行先でメールなんてしないから大丈夫?
航空券のチケットやホテルの情報は控えてありますか?もしその情報をGメールでしか保存していないのであれば、旅行から帰るまで確認することはできません。

もう一度予約したサイトに直接ログインしてみます?
検索エンジン無しでそのサイトにたどり着ければ良いですけどね!

マップ

どこか知らない場所に行くとき、地図で住所から調べるなんて人、今の時代にもういませんよね。
グーグルマップを開いて施設名を打ち込めばそれで完了です。あなたの現在地から目的地までのルートまで表示してくれます。

じゃあ、グーグルマップが使えなかったら?
他の地図サービスを使う、なるほどそれも一つの手ですね。世の中にはグーグル以外の地図サービスも山ほどあります。現地で困らないために、事前にこれらのサービスへのアクセス方法を確立しておいてくださいね。

ただし、あなたがどの地図サービスを使うかを選べるとは限りません。
あなたの環境によっては、Booking.comのマップも、TripAdvisorのマップも、食べログのマップもグーグルマップを使っています。あなたが調べる色々なところもグーグルマップで案内をしているかもしれません。アラカルチョ!の記事中にだってグーグルマップを使っているのです。

その他

「なるほど、困らないように代替アプリを用意しておこう」
それは良い心がけです。

くれぐれも、現地に行く前にアプリのインストールを済ませておいてくださいね。
あなたがAndroidを使っているなら、Play Store にそもそも繋がりませんので。

「じゃあ必要なデータはクラウドに保存しておこう」
用意周到ですね。グーグルドライブ以外のサービスにしてくださいね。

「何も調べられなくてやることがなくなってしまった。大人しくYouTubeでも見よう」
それもグーグルのサービスです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
グーグルを禁じられることが旅行者にとってどれだけ大変なことかわかっていただけたでしょうか。中国へ旅行される方はその点を十分意識しておいてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。

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