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アラフォーからの挑戦状。

スロースタート

2019年5月26日(日)

吹き抜ける風がいくらか荒々しさを感じさせる夕方、両親や兄弟にしばしの別れを告げ新千歳空港(札幌)にやってきました。いよいよこれから出発です。

新千歳空港

新千歳空港空港は北海道の玄関口。たくさんの人がここから北海道へ遊びに来ます。そして、たくさんの道産子たちが、ここから各地へ巣立っていきます。

巣立ち

僕も大学を卒業して関東で働くようになったときに、都会への憧れを抱いて、ここから東京へ向けて飛んでいきました。親元を離れて、社会人への翼を広げる。それは文字通りの巣立ちでした。

それから新千歳空港は毎年何度も利用していたけれども、そういえば国際線を利用するのは初めてです。
羽田や成田と比べてはもちろん、千歳の国内線と比べても随分とかわいい規模でした。出発ロビーが一目で見渡せてしまう広さです。ここから僕はまたスタートするんだな。

二度目の旅立ち。
その一歩目は、到着機材遅れのためゆっくりとした始まりです。

天津航空2時間遅れ
天津航空2時間遅れ

遅れても問題はないよ

出発は2時間遅れ。
遅れだけで良かった。写真の運航予定表にありますけど、香港行きだったら欠航ですもんね。ちょっと悲しくなってしまうところでした。

定刻通りの出発でもどうせ乗り換えで待つだけなので、遅れても全然問題はありません。それどころか、思ってもみなかった休憩タイム、のんびりとできてむしろ得した気分です。ディレイどんと来ーい。

ところで話は変わりますが、「若い頃に挑戦しておけば良かった」なんて思っていることはありませんか?この歳からではもう始めるには遅すぎるなんて思ってはいませんか?

確かに若い頃にしかできない経験もあって、それは確かにそうなんですけど、逆だってまた然りです。
ちょっと遅れてスタートしても、10年20年遅れたとしても、それで良いじゃないですか。若いときとは違う視点も持てるじゃないですか。

どんな経験だって、得られるのは何かを始めた人だけです。
やりたいことには遅すぎるなんてないと思いますよ。

さて、天津行きが定刻より2時間遅れで出発しました!

天津航空 天津行き

3人がけのシートが2列の機内は満席でした。
周りはみんな中国語で、もしかしたら日本人搭乗者は僕だけだったかもしれません。まぁ天津航空ですから元より中国人向けですし、日曜夜の便ですから自分の場所へ帰る人が多いですもんね。
月曜日から中国へ仕事をしに行く日本人がいるとしても、もっと時間の早い便に乗るのでしょう。

案の定、入国審査では僕だけが外国人側の列で、誰も並んでいないのですぐに抜けられました。ほとんどVIP待遇です。
この中国人の方々も、明日からまた一週間の始まりでしょうか。到着が深夜を回って帰れない人もいるでしょうね。お疲れさまです。

天津空港

さぁ、第一の関門、天津航空です。
現在午前1時過ぎ。今夜の宿がないためこのままここで夜を明かすのですが、果たして仮眠はとれるでしょうか。

sleeping friendly!!
sleeping friendly!!

驚きの寝やすさです。
4時間のフライトではほとんど席も倒せなかったため、目はつぶっていたものの疲れはほとんどとれていません。ここは遠慮なく横にならせていただきましょう。

まずはこんな感じでスタートでした。明日はシルクロードの街、カシュガルに向かっていきます
それではみなさん、晚安。(ワンアン:中国語でおやすみの意)

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