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アラフォーからの挑戦状。

待ち合わせ

友人と渋谷で遊ぶとき、携帯電話のなかった時代はハチ公前で待ち合わせをするのが当たり前でした。電車が遅れたり、仕事が長引いたり、、、現地で連絡がとれないので、ただひたすら待つしかありません。その結果、「待ちぼうけ」になることもありました。

20数年前、携帯電話の登場で状況はがらりと変わりました。
リアルタイムに連絡を取れるようになり、遅れるときも場所を変更するときも簡単に知らせることが可能になりました。どこにいても相手の状況を確認できるのです。待ち合わせの難易度がぐんと下がりました。

そして、スマホとグーグルマップです。地図にGPSと共有機能を持たせたおかげで、僕たちの生活は飛躍的に便利になりました。
渋谷で会おうと思っても、もうどこかでじっと相手を待つ必要はありません。今自分がどこにいるのかを共有してしまえば、それだけでことは済みます。

もう、「待ち合わせ」という概念すら過去のものになりつつあるのかもしれませんね。相手のことを心配しながら待つなんていうのは、どうも今の時代にはそぐわないようです。

そんな小さなハラハラを、海外にいると常々感じます。日本にいるときよりもできることが制限されてしまいます。
でも、だからこそ感じる楽しさもあるのかもしれません。道に迷って、意思の疎通も難しい異国の人たちに助けてもらったとき、喜びはまた格別です。

たまには待ちぼうけてみるのも悪くないかもしれない。そんな気もする今日この頃です。

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