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アラフォーからの挑戦状。

日本語パートナーズの面接を受けてきました

こんにちは、アラフォーマンです。
先日、日本語パートナーズの第2次選考を受けてきました。2018年度第3回募集(インドネシア、ベトナム、フィリピン、カンボジア)の選考です。

以下、面接の様子をレポートします。

第二次選考 面接

この記事は僕の経験した面接に限った話です。
ウェブの体験記を集めた、より一般的な面接の情報については面接で聞かれることをご覧ください。

集合

面接日時は第1次選考の結果連絡のメールで通知されます。僕は15時からの組でした。

面接会場は東京の国際交流基金本部です。
集合時間は14:40-14:50の10分間でした。「時間前に来ても待機スペースがありません」と連絡されていたので、時間まで周りをうろうろし、14:40ちょうどに受付に行きました。同じタイミングで2人が受付をしており(係の方に名前を告げるだけです)、3人でエレベーターに乗って待機室へ向かいました。

待機室は8人が座ってちょうどぐらいの部屋。そこにすぐに8人が集まりました。学生は2人だけで、思っていたより年齢層は高めの印象です。
「どこから来られたのですか」「どの国を希望しているのですか」などと話し笑い声も響きますが、やはりみなさん緊張しているご様子。僕も例に漏れずガチガチになっていたので無理して笑うようにして緊張をほぐそうとしました。全然ほぐれませんけど!

今回集まっていたのはみなさん4か国とも派遣OKと回答した方たちでした。僕も4か国〇です。やはり国ごとにまとめられているようです。その方が質問もしやすいですもんね。
時間が来て、4人ずつに分かれて2つの部屋に呼ばれて行きました。僕らのグループは、先頭の学生のコがすごくしっかりとした人で、はきはきとあいさつをしながら入室していきます。しまった、入室のシミュレーションを全くしていなかった。何とも中途半端な声とお辞儀で部屋に入るアラフォーマンです。学生さんを見習わないと。

荷物やコートを置いたら、いよいよ面接の始まりです!

面接①

面接官は3人です。それぞれ質問する役割が決まっているようで、1人10~15分ぐらいずつ質問をしてきました。
みなさんとても和やかな雰囲気を作ろうとしてくれていて、しゃべり方も優しく、話しやすかったと思います。まだまだ緊張は続きますが。

最初の方は、主に全般についての質問でした。
・日本語パートナーズをどこで知ったか
・どんな点に魅力を感じているか
・会社勤めはどうするのか
・4か国の中で最も希望する国はどこか
余談ですが、この方は日本語パートナーズ説明会の時にお話しをされていた方だったもので、知っている顔がいると思って少しほっとできました。説明会に参加していて良かったです。

希望する国とその理由などを聞かれますが、その希望に応えられるというわけではないと補足されました。どれだけ派遣先のことを考えているかを見たいのでしょうね。

それにしても、回答するみなさんのレベルの高いこと。よく練り込まれた文章がすらすらと出てきて、ずいぶん練習したのだろうと伺わせます。
そらそうか。普通は練習しますよね。それに、こんなところに応募してくる学生なんて、とてもしっかり考えて行動しているんでしょうね。

対する僕は噛み噛みです。言葉も即興で話している感が強くて、面接官の方に「簡潔にお願いします」と突っ込まれてしまいました。
最初の質問は「1分間自己紹介」だと思って臨んでいたのですが、それを聞かれなくて調子が狂ってしまったようです。はい、言い訳です。その他、長所短所や貢献できることなども聞かれませんでしたね。

面接②

2人目の面接官は男性の方でした。
ずっとにこやかにしていて、雰囲気をほぐそうとしてくれている感じでした。

質問事項は仕事や生活についてでした。
・どんなバイトをやっているか
・仕事やバイトで困った経験、その時の解決方法
・参加しているボランティア活動について
・現地の生活で不安なこと

僕に対しては以前の応募で落ちているので、それについても聞かれました。「その間に気持ちの変化はあった?」とか、「書いている内容は変えた?」とかです。「初回の応募では志望動機など飛ばし過ぎた感があったので、そこを少し押さえました」と答えました。
他の方は、「仕事をしていない期間は何をしていた?」とか、「現地に行った時に感じたこと」などを聞かれていました。

しゃべっているうちに少しずつ緊張もほぐれてきますね。面接時間が50分あって良かった。

面接③

3人目の面接官は少し年配の女性でした。
それまで無表情の少し怖い感じでしたけど、口を開けば優しそうな印象でしたね。

質問は日本語教育にかかわることです。
・授業に自信はあるか
・生徒の前に立ったつもりで自己紹介してください
・先生が忙しくて打ち合わせを十分に行えないときはどうするか

また、応募者同士のディスカッション形式の質問も1つだけありました。
・カウンターパートの先生はどんなパートナーズに来てほしいと思うか、また、どんなことをしないように気を付けなければいけないか
制限時間が3分と短く、かなり簡潔に話さなければ間に合いません。僕らも、まとめる前にアラームがなってお開きとなりました。それがマイナスになったかはわかりません。

そろそろ面接も終わりの時間のようです。もっと話したいことはいっぱいあるんですけど、4人で50分ならこんなもんですよね。

面接④

最後は英語力の確認ということで、日本語で簡単な質問をされて、それに英語で答えるという形式でした。質問内容は一人ずつ異なっており、それまでの受け答えから考えているようでした。

・相撲を紹介してください。(相撲を好きだと言った方へ)
・環境保護について説明してください。(環境保護ボランティアを行っている方へ)
・日本語レッスンの魅力は何ですか。(日本語教室ボランティアを行っている方へ)

相撲好きの方は、「絶対そこを聞かれると思って英語で準備してきました!」と言っていました。なるほど、食いつかれそうなポイントを用意しておくのもありですね。

質問

応募者に対して、「何か質問したいことはありますか?なんでも良いですよ」と聞かれました。
終わったと思って気を抜きかけていたので、とっさに何も思い浮かばず。他の方からも質問は出ませんでした。

少し時間が余ったのか、「今日の面接を自己採点すると何点でしたか?」と聞かれました。僕は70点、他の3人は90点、30点、75点と答えると、「できなかった部分はどんなところでしたか?」と。
正直に言うと準備が足りませんでしたね。もう少し文章を練って、口に出す練習をしていくべきでした。ほかの候補者はみなさんすごいんですもん。

そう言えば、「都会と地方とどちらが良いですか?」という質問がありませんでした。
なんで聞いてくれなかったのだろう。僕は断然地方を希望します。だって、地方の方が住人とより親密になれそうだと思うのです。
過去に受けた人の話を見るに、都会を希望する人の率が高そうだったので、これは合格すれば地方に派遣してもらえそうだと期待していたんですけどね。

終了

以上で面接は終了です。
時間は15:55ぐらいだったでしょうか。その後はすぐに帰途につきました。

待機室には戻らず、そのままエレベーターに乗り外に出ました。他の候補者の方と最寄り駅まで一緒に歩きながらお話ししたのですが、面接の時よりみなさん明らかに口調が軽かったですね。多分向こうからは僕もそう見えていたと思いますが。

もし選考に受かっていれば、次は大阪で研修です。一緒に面接を受けた皆さんと、「大阪でまた会いましょう!」なんて言いながら電車に乗り込みさよならしました。
みなさんとまた会えたら本当に良いですね。面接の出来具合を鑑みるに期待はできないけど、結果が来るまで楽しみにしておきます。

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