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アラフォーからの挑戦状。

新疆ウイグルを飛べ

2019年5月27日(月)

予約をしていた飛行機に乗り遅れるなどハプニングもありながらも、なんとかウルムチにたどり着けました。

ウルムチ空港

さぁ、ついに新疆ウイグルに到着しました。
ここでは中国語とアラビア文字のようなウイグル語が併記されるのですね。ウイグルに来たという感じが高まります。

早速チェックインしましょう

乗り換え時間は2時間です。のんびりしている暇はありません。すぐにでもチェックインに取りかかりましょう。
誰ですか遅れても良いなんてのんきなことを言っているのは。行動は少しでも早い方が良いに決まっています。そうは思いませんか?

過去の教訓からすぐにでも出発ロビーに向かいます。
階段を昇ればすぐに出発ロビーでした。簡単ですね。出発ロビーがわからなくなったらとりあえず上に昇りましょう!(本当は人に聞いた方が良いです。)

経験則ですが、基本的に空港は上の階が出発、下の階が到着ロビーになっています。
極端に小さいところは同じフロアにまとめられていることもありますが、大体当てはまるようです。到着してから、入国審査の後とかどこかでエスカレーターを下りますよね。国際空港は規則でそう決められているのかもしれません。

乗り換え便が見当たりません

到着ロビーの案内板を見てみます。が、またしてもカシュガル行きが見つかりません。予約は2日前に取ったばかりなので、フライト時間の変更というわけでもないでしょう。

慌てない、慌てない。まだフライトまで1時間半もあります。
近くの空港スタッフにどこへ行けば良いか尋ねました。なるほど、ここは中国南方航空が主に使うターミナル3で、天津航空はターミナル1なのですね。了解です。

人に道を聞きながら10分ほど歩き、無事ターミナル1に到着です。途中で中国元も下ろせました。
アラフォーマン、少し成長しています。過去に学ぶ男と呼んでください。

中国での英語は

ところで、若い人は大丈夫なのですが、中国の中高年の方々は本当に簡単な英語も通じないことがあります。
ターミナル3を出たところにいたスタッフのおばちゃんもそうでした。

僕「Where is terminal 1?」
おばちゃん「???」
僕「我想去T1。哪里T1?」(僕はT1に行きたいです。T1 はどこにありますか?)
おばちゃん「???」
僕「(今出てきた建物を指差しながら)三。我想去,一。」
おばちゃん「!!!」

どうやら「ワン」がわからなかった様子でした。
例えば「体:ティー」とか「万:ワン」のように、「ティー」も「ワン」も中国語にも同じ音が存在するから英語なのか中国語なのかわかりにくかったのかもしれません。「イー」と言えばすぐわかってくれました。
こういうときは紙に書いて意思疏通をとるのも手ですね。

カシュガル便

ウルムチからカシュガルへは2時間程度のフライトです。
ウルムチ行きでもウイグル系の人は若干見かけましたが、この便ではもっと割合が増えました。それでもだいぶ漢民族と思われる方が多いですね。

今までより一回り小型の片側2席の飛行機で、今回も満席でした。乗り遅れたのが空席のある天津-ウルムチのときで良かったです。

席は窓側になりました。良かった。砂漠を上から見てみたかったから嬉しいのです。

あいにく天気は曇り空で、カシュガルへのフライトの間は一度も地上を伺えなかったのですが、着陸前のカシュガル周りだけはしっかりと砂漠を見れました。

砂漠と緑地の境目がくっきり

カシュガルは砂漠を緑化した街なんですかね。緑の区域と砂漠との境界線がはっきりと見えました。

カシュガル到着

カシュガル空港は出口しかないあっさりしたものでした。

出口をくぐるとタクシーの客待ちと思われるおっちゃん方がわんさかいます。

無視を決め込んで歩き出しましたが、あれ、思っていたほど声がかかりません。
あ、そうか、見た目が現地人と変わらないからそれほど熱心に客引きされないんですかね。中国語は全然話せませんが、それならそれでOKです。

旧市街へバスで

バス停にバスが停まっているのが目に入ったので、宿のある旧市街に行くか尋ねてみました。
旧市街へ行くよ、出発するから乗ってくれと言われて慌てて車内へ乗り込みました。

運賃は2元(約30円)です。しまった、100元札しかない。払えません。
この男、前回の失敗から何を学んだのでしょうか。進歩のない男です。「過去に学ぶ男と呼んでください」とか、どや顔でよく言えたものです。

運賃が払えなくてあわあわしている僕を見かねて、おばあさんが替わりに払ってくれました。見ず知らずの僕のために。

ええ、何でそんな親切してくれるんですか!
恐縮至極。びっくりして思わず動きが止まってしまいました。
とりあえず谢谢と言って席に着くも、何かお礼がしたくて落ち着きません。何かできないか考えます。

そうだ、鶴をあげよう。
今回の旅行には、荷物として折り紙を持ってきています。おばあさんが喜んでくれるかはわかりませんが、鶴を折ってみました。翼には日本語で「ありがとう」と書いて。

あの、これ···。
鶴を見せられたおばあさんはキョトンとした表情です。あぁ、これは喜んではいませんね。そりゃそうか。
でも、プレゼントと言って渡すと、一応受け取ってくれました。
飛び立った鶴の一羽目です!

これは後から折り直した2羽目

さて、砂漠の街を感じさせる旧市街を歩き、本日の宿「カシュガル オールドタウン ユースホステル」に到着です。
これから近辺を少し歩いてみましょう。

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