日本語パートナーズの第2次選考で必要な書類
こんにちは、アラフォーマンです。
今日は日本語パートナーズ2次選考に必要な書類についてまとめます。特に健康診断について詳しく書いていきます。
日本語パートナーズとは?
日本語パートナーズとは、東南アジアの国々へ、日本語教育のお手伝いを派遣するボランティア事業です。国際交流基金という組織が取り組んでいます。
第2次選考前に提出する書類
めでたく1次の書類選考を通過された方は、第2次選考を受験するために以下の4種の書類を提出する必要があります。
- 健康診断個人票
- 健康自己申告書
- 履歴書(和文)
- 履歴書(英文)
これらのうち、2,3,4は自身で書くことができるのですが、1については医療機関で診察を受けなければいけません。
書類提出が期限に遅れた場合
残念ながら受験資格を失います。その時点で不合格となります。
提出書類に不備があると?
国際交流基金より連絡がくることがあります。その場合、期限に間に合えば再提出を受理してもらえるようです。もし間に合わない場合でも、締切の延長は行わないと明記されていますのでご注意ください。
書類の詳細
1. 健康診断個人票
検査項目
健康診断ってどんな検査が必要なの?会社の定期健診しか受けたことないので何を考えれば良いのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
日本語パートナーズに提出する項目は、会社で受けている健康診断をイメージしてもらえれば基本的に大丈夫です。「一般健康診断」と呼ばれているもので、身長・体重・血圧・視力・聴力・尿検査に加えて、胸部エックス線検査と血液検査及び心電図検査が必要となっています。
ここで一つ注意が必要な点として、僕の受診した病院では血液検査の項目に「血液型検査」及び「糖代謝検査のHbA1C」の2つが含まれていなかったため、これらを検査してもらうには追加料金が必要でした。血液型については過去に検査した結果が分かっていたため、その内容を転記してもらえました。母子手帳や献血の記録があれば大丈夫です。
この辺りは、各医療機関によって様々だと思われますので、ご自身の受信予定の機関に問い合わせてみることをお勧めします。
どこで受診できるの?
一般健診は多くの病院で実施しています。また、保健センターなどで行っているところもあるようです。検索エンジンで地域名と健康診断と入力すれば候補はたくさん出てくると思います。
受信には予約が必要なところが多いので、余裕を持って連絡してください。また、当日いきなり受信できるところもあります。その場合は、血液検査があるため食事を抜くのを忘れないようにしてください。
診断結果を受け取るまでの流れは?
診断結果は健診を受けた当日には受け取れません。結果が出るまでには2,3日から1週間程度かかるようです。期限ぎりぎりにならないように気を付けましょう。
結果が出た後にまた医療機関を訪れて、医師から解説を受けながら診断票を受け取ります。
費用はどのぐらいかかる?
健康診断にかかる費用は国際交流基金から支給されませんので、自己負担となります。凡そ数千円から2万円ぐらいが相場のようです。
僕の場合、近所の個人病院で受診して、約9千円でした。診察+胸部レントゲン検査+血液検査+心電図検査の検査代が含まれています。血液型検査を追加する場合、追加で約2千円ほどかかるとのことでした。
2. 健康自己申告書
健康自己申告書は自身で設問に答えるタイプのものです。現在治療中の疾患と既往症についての調査が主で、難しい設問はありません。書き方に困ることはないと思います。
3. 履歴書(和文)
履歴書は、フォーマットが履歴書形式になっただけで、項目はほとんど第1次選考に提出した応募用紙に記載したものと同じです。また、内容も学歴や資格などの事務的な項目だけなので、新たに考えて書く部分はありません。
4. 履歴書(英文)
履歴書(英文)は和文のそれと全く同じ項目です。住所や職歴を英語表記にするだけなので、英語が苦手な方でもそれほど苦も無く記述できると思います。
書類作成にどのくらいの時間が必要?
ということで、第1次選考時のように色々と文章を考えたり、誰かに推薦書を書いてもらったりといった手間は必要ないため、全体的に楽です。健康診断以外は1時間程度で書きあげられると思います。
とは言え、健康診断だけは自分で都合をつけて受診しに行かなければいけません。第1次選考通過の連絡から期限までは1か月ほどしか猶予が無いため、くれぐれも期限に遅れることのないように注意しましょう。
まとめ
この記事では、日本語パートナーズの第2次選考に必要な書類について説明しました。特に、健康診断について詳細にまとめています。これらの情報が、日本語パートナーズを目指す方の助けになってくれれば嬉しいです。
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歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません