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アラフォーからの挑戦状。

ノビサド10日目 クラスのみんなをご紹介

2019年7月23日(火)

昨日は授業の合間のベストな休憩場所を見つけた。2週目、段々と生活のリズムも確立してきた。

A1クラスをご紹介

ノビサド大学サマースクールでは、複数のレベルのセルビア語コースが用意され、生徒たちはそれぞれ語学力に準じて配属される。これから勉強を始めたい初心者もペラペラしゃべれる上級者も、あなたに必要なレベルのコースで学習ができる。配属されたクラスがもしレベルに合っていないと感じたならクラス変更希望を出すことも可能だ。

2019年はA1、A2(2クラス)、B1、B1+、B2と、5レベル6クラスに分けて進められた。各クラスは4人から6人を基本として構成された。

僕はA1クラスの受講生。
A1は教科書の一番初めから。「僕の名前はアラフォーマンです。日本から来ました」からスタートする。

上で「各クラス4-6名」と書いたが、A1クラスだけ12人の生徒がいた。すごく多い。
人数が多いことにはメリットもデメリットもある。最初はちょっと多すぎるかなとも思ったけど、最終的にはこのクラスで良かったと思っている。人数が多いと楽しい。

どんなメンバーがいるの?

A1クラスには12人の生徒が集まった。個性的な面々?そうかもしれない。
以下の紹介は各人と先生の会話を横から聞いて推測したことも多くあるで、間違いもあるだろう。話半分に聞いてほしい。

・ベルギー人髭男 アラフォーぐらい
奥さんがセルビア人で、この機会に勉強してみようと思ったとのこと。いつもジョークを言って先生を笑わせている。オーラと言うか、独特の雰囲気をまとっている。雰囲気だけで言えば教授のミランよりも教授らしい。

・コロンビア人ウェーブヘア 30代ぐらい
彼氏がセルビア人で、セルビアでの生活を始めたところらしい。コロンビア人とセルビア人がどこで出会うのかが気になるところ。ザマスと言いそうな眼鏡をかけている。

・シリア人お調子者 アラサーぐらい
今セルビアに住んでいるとのこと。シリアを出た理由は言わなかったが、難民なのかなと思っている。宿題が出るとブーイングを言う、が、ちゃんとやってくる。春に子供が生まれたばかり。サッカー上手。

・イギリス人はつらつガール 10代後半
何でセルビア語を勉強しているかは知らない。でもなぜか結構しゃべれる。発音は上手に聞こえるが、教授に「英語なまりだね」と言われていた。日本人と違う発音だからって綺麗な発音だとは限らないようだ。

・日本人しごと無し アラフォー
海外で暮らしてみたいから来たとのこと。理由がミーハーすぎる。セルビア語は初めてで、クラスの中でも最も喋れない一人。

・ロシア人3人娘のA,B 20代前半
いつも3人で行動しているロシアンガールのうちの2人。もう1人は上のクラスに配属されているので授業中は別々。A1クラスのこの2人は全く英語を解さないので、彼女らのために先生陣はロシア語でも説明している。最初は高校生ぐらいかと思っていたが、どうやらもう大学も卒業しているみたい。

・ルーマニア人おとぼけくん 20代ぐらい
何でセルビア語を勉強しているかは知らない。考えなしに発言するところがある。どこか抜けている言動はとても愛らしい。場をなごます天才。午前の授業だけ参加して帰っていくのに、その午前の授業にも30分遅れてやってくる。

・ポーランド人どっしりガール
大学の研究でブルガリア語を専攻しているらしい。研究の一環で似た言語と比較するためにセルビア語も身に着けようとしているそう。クラスで一番セルビア語がわかっている。何でキミA1にいるの?

・イスラエル人3兄弟
セルビア在住で、兄弟3人で受講している。高校生が1人と中学生が2人。中学生2人は日本の漫画が大好き。3人の見た目は全然似ていない。髪の色だけが同じで、顔の作りが全然違う。最初は兄弟じゃなくて友達同士だと思っていた。僕に会うと日本語で「コニチワ」と言ってくる。かわいい。

A1クラス写真
A1クラス写真 手前左が教授のミラン

補講:伝説の人物

今日の補講は「セルビアの伝説の人物」。この大学を卒業したドラガナがお勧めしていた先生の補講だ。

講義では4人の伝説の人物を紹介していた。1000年前とかに確かに実在していたけど、話に尾びれが付いているような人たちの様だ。

内容はほとんどわからなかったし、もし理解できたとしてもそれほど興味は持てなさそうだった。セルビア人のドラガナが面白いと感じるポイントと僕が面白いと感じるポイントは異なるのだろう。
何だかくたびれた気持ちで家路に着く。

写真をシェアして

ペトロバラディン要塞一日バス遠足の写真を関係者にシェアした。みんな楽しそうに写っている写真ばっかりで結構好評で、特に教授陣からものすごく評判が良かった。彼らはいつも撮る側で、自分たちの写真はあまり持っていないから嬉しいのだろう。

広報担当のいかついおばさん教授ビリャーナがものすごい勢いで褒めてくれた。
「ありがとう、アラフォーマン!どの写真も本当に素敵だわ!これ、私たちのFacebookに使っても良いかしら!というかもう載せちゃったけど!本当にありがとう!」

ノビサド大学のFacebookに興味のある方はこちらへどうぞ。
ノビサド大学 セルビア語コースのFacebookアカウント

さて、最近日本を出てから伸びっぱなしの髪が気になる。明日は髪を切りに行ってみようかな。今の僕のセルビア語力でどこまで話せるか勝負だ。

コメント

  • Fさん、こんにちは。
    カザフスタンの気候はいかがでしたか?こちらは朝晩の気温がもう一けた台にまで下がって、夏の終わりどころか冬の到来を感じています。
    ロシア語はすっかり忘れてしまいましたが、たまにはキリル文字も思い出していきます。

  • 29チャーハーンさん、こんにちは。
    暖かいメッセージありがとうございます。
    セルビア語クラスはすごく楽しかったです。記事に間が空いてしまっていますが、一応完結させるつもりはありますので、もう少し見守ってやってください。

  • 頑張ってますね。応援しています。 
    こちらは、もう少しで帰国です。

  • アラフォーマンさん、はじめまして!
    セルビア語を楽しく学ばれてる様子がよく伝わりました。
    同じクラスは様々な国籍の方がいるんですね。
    クラスメートの面白話、期待しています!

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