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アラフォーからの挑戦状。

ボランティア休暇を知っていますか?

ボランティア休暇という制度はご存知でしょうか。
その名の通り、ボランティア活動に参加するための休暇制度です。

「もっとボランティアに参加したいけど休暇が足りない」
「海外長期ボランティアに興味はあるけど会社を辞めるのは怖い」

そんな方はボランティア休暇制度の利用を検討するのも良いですね。

ボランティア休暇

目的

従業員がボランティア活動を通じて社会に貢献するための休暇です。

厚生労働省もボランティア活動を推奨しており、休暇制度の普及に協力しています。厚労省による企業の導入事例集はこちらにあります。

全ての会社にある制度なの?

いいえ、ボランティア休暇制度は特別休暇にあたり、必須のものではありません。特別休暇とは、法律で定められるような年次有給休暇や週休とは別に企業が独自に定めることのできる休暇です。

規模の大きな企業ほどボランティア休暇制度を取り入れている傾向が高いようです。2012年度の経団連会員企業などを対象とした調査では、半数がボランティア休暇制度を備えていました。

ボランティア休暇制度は企業ごとに内容を定めているため、どのような条件なのかも企業ごとにまちまちです。詳細はあなたの会社の規定を確認してみてください。

長期のボランティアでも使える?

休暇を認める形態に短期(1日単位)と長期の2種類があります。長期のボランティア休暇制度はボランティア休職制度と呼ばれることもあります。長期のボランティア休暇を認めている会社は短期と比べて少ないようです。
短期休暇と長期休暇では、賃金の条件などが異なることが普通です。

休める日数は何日まで?

休める日数は会社規定により様々です。

短期休暇制度は年間で10日前後が多いようです。
長期休暇は3か月、1年、2年などとばらつきがあります。

賃金は支給される?

6割強の企業ではボランティア休暇を取得した場合も賃金が満額支給されています。一方で無休休暇となる企業も3割強あります。
この制度は「休暇を取りやすくする」ことを目的としているため、必ずしも収入が保証される訳ではありません。

まとめ

以上の様に、ボランティア休暇制度は企業ごとに仕組みが大きく異なる制度です。また、精度があっても従業員にあまり知られていないことも多いようです。ぜひ、一度どのような制度になっているのかをご自身で確認してみてください。

会社を辞めるとなると決断するのが大変ですが、戻ってくるところがあると行動も起こしやすいですよね。利用できる制度はしっかりと利用していきましょう。

それでは今日はこの辺で。

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