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アラフォーからの挑戦状。

シェアハウスのすすめ | 日本にいながら国際交流

はじめに

「英語の勉強を続けているけど、実践の場がなくてモチベーションが続かない」
「どのくらい実力がついたのか試す機会があればいいのに」

そんな風に思ったことはありませんか?

今日はそんなあなたにお勧めの情報をお伝えします。

最近流行りのシェアハウス、ご存知ですか

シェアハウスとは住形態の一つで、簡単に言うと、見知らぬ方々と住居を共にする生活スタイルです。小型の物件に数人で住むルームシェアタイプから、100人規模以上の大型物件までバリエーションは様々。近年も次々と新しいシェアハウスがオープンしており、その人気はまだまだ陰る様子を見せません。

実は、あまり知られていないのですが、シェアハウスに住むということは外国人と交流できる非常に良いチャンスなのです。

シェアハウスってどんなところ?

一口にシェアハウスと言っても、その実態は様々でこういうものだと定義することは難しいのですが、ここでは一般的なことがらについて紹介します。個々のシェアハウスの特徴はホームページや実際に物件を見学に行って確認してみてください。

シェアハウスの基本的な概念は、「個人で所有する必要のないものを共有品とすることで無駄を省く」ということになります。例えば、キッチン、お風呂などの固定設備から洗濯機や調理器具などの備品まで共有します。そのため、私物として保有しておかなければいけないものが圧倒的に少なくなります。

言ってみれば、寮のイメージに近いかと思います。実際、今運営されているシェアハウスには企業の寮だったものをリノベーションしたというところもかなり多いと聞きます。元寮の物件はそもそもが集合生活に向けて設計された建物なので、共有空間とプライベート空間がバランス良く確保されていて暮らしやすいと思います。もちろんプライベートの個室は鍵もかかりますし自分だけの空間にすることが可能です。

シェアハウスのメリットは?

知り合った人にシェアハウスに住んでいることを言うと、「家賃は安いの?」とよく聞かれます。確かに一人暮らしの相場より若干安いとは思いますが、コスト面でのメリットは想像しているより少ないと思います。

では、シェアハウスに住むと一体どんな嬉しいことがあるのでしょうか。

1. 家具・設備が揃っている

一人暮らしを始めるとなると、寝具や家電、調理器具まで、あらゆるものを揃えていく必要があります。それはそれで楽しいことなのですが、全部を自前で用意するとなると少しばかり大変だし、出費も馬鹿になりません。まして、短期間でまた移動することが事前に分かっている場合などは、引越しの手間を考えてもあまり荷物を増やしたくはないですよね。

その点、シェアハウスであれば生活に必要なものは一通りそろっています。寝具だけは用意する必要がありますが、その他は手ぶらで入居しても普通に生活することができます。あとは服と歯ブラシなどの身の回りの小物を揃えればOKです。

また、シェアハウスによってはシアタールームや勉強スペースといった独自の設備を所有しているところもあります。多くの人が共に生活するスケールメリットを活かした特徴ですね。こういった設備は大型物件ほど充実している傾向があります。

2. 色々な人と知り合える

普段の社会生活において出会える人というのは少し限られた範囲の人たちになると思います。例えば、会社・業種の知り合い、趣味の仲間、昔からの友人などを除くと、新たな出会える人というのはあまり多くないのではないでしょうか。それで十分という方もいると思いますが、全然違う人と知り合うことは、あなたの可能性を広げることにもつながります。

シェアハウスでは、あなたと全く異なる背景を持った人たちと出会うことができます。学生だったり、休日バンドマンだったり、四六時中ゴロゴロしているだけの人だったり、世界を放浪している旅人だったり…。そんな彼らと空間を共にすることは心地良い刺激に溢れています。

気が合えば一緒に出掛けることもできます。仕事から帰ってきて、話せる相手がいることは素敵なことです。一日の疲れを吹き飛ばしてリフレッシュすることもできますし、盛り上がりすぎて余計に疲れてしまうこともありますね。

3. 外国人と国際交流

そして何と言っても、シェアハウスには外国人がたくさん集まってきます。ワーキングホリデーや交換留学生、出張で来ている方もいれば、長いこと日本の企業に勤めている方もいます。「数か月の短期滞在のため」「保証人を見つけられないから」などと理由は様々ですが、日本という異国にやってきた彼らにとって、シェアハウスが好ましい選択肢の一つであることは確かなようです。

彼らの日本語レベルは、日本にやってきたばかりで全く話せない方から漢字交じりのメールを自在に操る方まで様々です。例えあなたが英語に自信が持てなくても、日本語でのコミュニケーションでも大丈夫だと思うと少し気が楽になりますよね。もちろん、英語に自信のある方はネイティブの発音とスピードを思う存分堪能してみてください。

外国人との交流を押し出しているシェアハウスもいくつもあります。中でも、
オークハウス というシェアハウス業界最大手のグループはホームページ上から住人の国籍毎の人数を確認できるのでとても便利です。

その他にも、東京を中心に展開しているボーダレスハウスなどもありますし、シェアハウスの検索サイトで国際交流メインで検索することもできます。ぜひ試してみてください。検索サイト SHARE PARK 

シェアハウスのデメリットは?

これまでシェアハウスの良いところを紹介してきましたが、もちろん良い面ばかりではありません。一人暮らしにはない悩みもいくつか生じます。シェア生活の気になる点はどのようなことでしょうか。

1. 共用スペースを思い通りにコントロールできない

シェアハウスに住んでいて、最も頻繁に耳にする不満が「共有部分が散らかっている」というものです。例えば、食事後の食器が流し台に忘れっぱなしになっている、ごみ箱のゴミが一杯になっているといったものです。

もちろん、一人一人が心がけていくことが大事なのですが、色んな人が生活している以上、どうしても完璧にはなりません。そこはある程度の割り切りが肝心だと思います。「忘れっぽい人もいるし、忙しいときだってある」と、寛容な気持ちが育まれると良いですね。

シェアハウスの中には週に何度か業者による清掃が入るところも多いです。そういうところでは清掃の度に綺麗な状態にリセットされますので、ひどく荒れることもなく安心です。

2. 完全に人との接触を避けることはできない

中には、シェアハウスに入ってきて、なるべく人と関わりたくないという人もいます。個室で生活していれば、基本的には交流をしなくても生活は成り立ちます。それでも、洗面所やシャワールームで住人と顔を合わせることはゼロにはできません。
そういう方は、シェアハウスではなく、家具付きの短期賃貸物件を探すことをお勧めします。

おわりに

ここまで読んでいただいたみなさん、シェアハウスのイメージは何となく掴めましたでしょうか。シェアハウスには良いところもそうでもないところもあります。言葉の壁や文化の違いのせいでストレスに感じることもあります。けれど、それらも全てひっくるめて、やっぱり国際交流って楽しいですよ。もし海外に興味をお持ちなら、個人的には非常にお勧めできます。

日本を飛び出したいけれど、それには少し勇気が足りないという方もいるかもしれません。第一歩は国内で。簡単なところからお試しで始めてみるのも良いですね。

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