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アラフォーからの挑戦状。

ウィンタースクール | 忘れられない冬になる

ウィンタースクールというものをご存じですか。
主に欧米の大学など教育機関において、冬に開講される短期コースのことです。学生以外も参加できます。

タリン大学ウィンタースクール
タリン大学ウィンタースクールのパンフレット

ウィンタースクール

ウィンタースクールは、基本的にサマースクールと同様コンセプトで冬に開講されるコースのことです。工学、経済学、人文学など、様々なテーマが学べます。

ただ、ヨーロッパでは冬は夏ほど休みが長くないため、冬に開講されるコースはサマースクールのように多くはありません。
僕が調べた限りでは、北の寒い地域ほど活動しているところが多いようです。不思議ですね。

誰が受講できるの?

基本的には誰でも受講できるものが多いです。中には制限を設けているものもあります。
受講料はかかります。

サマースクール、ウィンタースクールにはどんな人が集まっているのでしょうか。

僕の参加した経験(ノビサド大学、タリン大学)からいうと、地域は地元のヨーロッパ人が多いです。その他に、東アジア、アメリカ、オーストラリア人などです。
ヨーロッパを旅行していて出会う人たちとだいたい似たような感じです。

年齢は幅が広く、高校を卒業したての子もいれば、定年を超えた人たちも来ています。メインは20代から30代でしょうか。
勉強やお仕事に関連するので勉強しているという人もいれば、ただ純粋に趣味で来ている人など様々です。

ビザが必要?

大体のヨーロッパ諸国は短期滞在であればビザ無しで滞在できます。シェンゲン協定加盟国であれば90日以内まで、その他も30日から90日程度、ビザが無くても大丈夫だという国が多いです。

注意が必要なのはロシアとベラルーシです。
2020年1月現在、ロシアはビザが必要です。日本にあるロシア大使館などへ出向いてビザを取得しなければなりません。
ベラルーシはビザ無しで30日まで滞在できるのですが、海外保険や残高証明が必要になります。

費用はどのくらい?

受講するにあたって、気になるのがどのくらいお金がかかるのかということ。相場をざっくりと押さえておきたいですね。
僕は現地の言葉を学ぶ言語コースしか調べていないので、その範囲の情報です。

受講料にはずいぶん幅があります。やはりイギリスやフランスなど、物価の高い国ほど受講料も高い傾向がありますね。1週間で50,000円や80,000円なんてところもあります。

安価なグループの相場は、だいたい週当たり20,000円ぐらい+登録料といったところでしょうか。
3週間のコースであれば、60,000円程度なら良心的と言えそうです。

どうやら、僕が受講したノビサド大学のサマースクールは破格のコースだったようで、これより安いところは見つかりませんでした。3週間のコースに遠足までついて350ユーロ(約43,000円)です。寮や食事もオプションで選べて、それらを含めても計750ユーロ(92,000円)でした。
セルビアの文化に興味があればぜひ。お勧めですよ。

言語コース

ウィンタースクールにも、現地の言葉をゼロから学べるコースがいくつかありました。
2019-20年に開講されるコースで見つけたものを紹介します。僕の興味のある範囲で調べているので、地域に偏りがあるのはご愛敬。他にも知っているよという方がいましたらコメント寄せていただけるとありがたいです。

1月6日-17日 (2週間)、もしくは1月6日-31日 (4週間)
 リトアニア語、ビリニュス大学
 2週間348ユーロ(約43,000円)、4週間670ユーロ(約82,000円)

1月6日-24日 (3週間)
 エストニア語、タリン大学
 490ユーロ(約60,000円)

1月20日-2月2日、もしくは2月3日-16日 (2週間)
 ロシア語、サンクトペテルブルク電気大学
 25,000ルーブル(約45,000円)

1月27日-2月7日 (2週間)
 ロシア語、サンクトペテルブルク工芸大学
 360ユーロ(約44,000円)

1月27日-2月7日、もしくは2月10日-21日 (2週間)
 ポーランド語、ヤゲヴォ大学
 1590ズロティ(約46,000円)

2月17日-3月6日 (3週間)
 ロシア語、オムスク国立教育大学
 25,000ルーブル(約45,000円)

3月13日-27日 (2週間)
 ドイツ語、ポツダム大学
 270ユーロ(約33,000円)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
冬に開講される短期の学習コース、ウィンタースクールをご紹介しました。

外国で新しい言葉を学ぶ。その体験は、きっと知らなかった何かに気付かせてくれますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。

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