決めたよ、次の目的地。
こんにちは、アラフォーマンです。
さぁこれからどうしようかとしばらく言い続けてましたが、ようやく今後の予定が決まりました。
バトゥミからクタイシへ
3月からジョージアのバトゥミで過ごしていました。8月は気分転換という名目でクタイシという街に引っ越すことにしました。
本当の理由は宿泊費の高騰です。
バトゥミはリゾート
というのもバトゥミは海に面したリゾート都市で、通常なら夏とそれ以外では宿泊費が全然違うんですね。(バトゥミってどんな街? | 綺麗な海と公園と)
ただ、現在ジョージアは国外からの入国を禁止しているので、現状においては新規の旅行客は見込めません。それもあって、3月から長期で滞在していた優良ゲストの僕は特別にサービス価格で泊めさせてもらっていました。
そして、7月31日、いよいよジョージアも国境をオープンします。祝!観光客到来!
宿も今まで耐え忍んできた分を取り戻さなければなりません。「8月は宿泊費上がるよ!」ということで、早速僕は引っ越すことになりました。
それから、僕は観光地があまり好きではないので、観光客が増えるだろうこともバトゥミを離れるポイントですね。今までの、あまり観光地過ぎないバトゥミは大好きだったので、良い記憶とともにサヨナラです。
クタイシの外れに行ってみる
次の行き先はクタイシという、ジョージアで3番目の街です。もう少し正確に言うと、宿のある場所はクタイシの中心からバスで数十分行ったところなので、街というより多分田舎なんでしょうね。
クタイシという街、僕の周りではあまり人気がないみたいです。街は綺麗じゃないし、見どころも大してない。旅行者が行って楽しいところではないと。散々な言われ様です。
確かに僕も3月に1泊だけ泊まったんですが、そう言われればそんな雰囲気も感じました。
首都のトビリシでもなく、自然がたくさんの村でもなく、敢えてそんな街へ行く。
まぁたまにはそんなつまらないところに行ってみるのも良いじゃないですか。
7月31日に移動し、8月いっぱいまで一か月滞在する予定です。
ビリニュス大学再び
9月、10月はまたリトアニアのビリニュスに戻ることにしました。
春期コースを途中で辞めた
今年の2月からビリニュス大学のリトアニア語春期コースを受けていました。良い先生とクラスメイトにも恵まれて楽しく学んでいたのですが、ビザの問題があり、全4か月のコースを6週間しか受講せずにリトアニアを離れることになりました。(リトアニア社会がシャットダウン – コロナウィルス)
7週目からはコース自体もコロナウィルス対策でオンライン講座になりました。そのため、どこに住んでいても参加することは可能だったのですが、「僕はリトアニアを離れてしまったのでリトアニア語はもう使いません」と言いコースを辞退しました。
幸運なことに、受講しなかった後半の分について授業料の返金を受ける権利があるそうです。しかし、そのための手続きは大学事務まで赴いて手書きの署名をするのが基本だそうです。(今は授業もリモートでやっていたぐらいなので、署名を電子ファイルで済ますとかも相談可能だとは思いますが。)
秋期コースを途中で辞めよう
そこでちょっとひらめきました。
「その返金分で次のコースを半分だけ受けることは可能ですか?」と尋ねてみたんです。そうしたらあっさりOKが出たではありませんか。
やった。
どうせビリニュスに行くのなら、ただお金をもらうだけより学校に行ける方がずっと楽しいです(早く次の計画を立てなきゃ!)。何より春期コースから続けている友人たちにまた会えるのが楽しみです。
リトアニア語はもうすっかり忘れてしまいましたが、また1から頑張っていきましょう。
リトアニア語秋期コースは9月2日から。コース前半の最終日がいつになるかはまだはっきりと通知されていませんが、8週間だと10月27日頃になりそうですね。
トフトルンドでジャグリング
2021年の1月からはデンマークのトフトルンドのホイスコーレに通うことになりました。2019年のカルーホイスコーレに続き、2度目のホイスコーレです。(フォルケホイスコーレ|北欧の学校で学んでみよう)
Musik og Teaterhøjskolen
僕の趣味はボールを使ったジャグリングです。
初めてジャグリングに触れたのは33歳のとき。シェアハウスの友人がやっていたのを見たのがきっかけでした(シェアハウスのすすめ | 日本にいながら国際交流)。
ジャグリングの練習はそこからずっと続いています。僕はあまりセンスが無いのでテクニックの向上は人より遅いですが、それでもジャグリングをしていると楽しいんです。公園で練習していると子どもたちが寄ってきたりしますし。
僕はジャグリングが好きなんですね。
それで、ひょっとしてと思ってデンマークのホイスコーレを調べてみたら、1校だけあったんです。ジャグリングを教えている学校が。
その学校はユトランド半島付け根のトフトルンドにあるMusik og Teaterhøjskolen。カタカナに直すなら、ミュージック&シアターホイスコーレ。その名の通り、音楽やダンスをメインに教えているホイスコーレです。そこでジャグリングのコースを受けることにしました。
デンマーク語に立ち向かえ
ところで、ミュージック&シアターホイスコーレのホームページを見たところ、カルーホイスコーレと違って生徒はデンマーク人がメインの様です(フォルケホイスコーレに日本人多過ぎ問題)。
ということは、必然ほとんどの会話はデンマーク語で行われるということですね。「まるで熱々のポテトを頬張りながら喋ってるようだ」と揶揄されるあのデンマーク語が飛び交うということですね。
デンマーク語と聞くと、4か月学んでもまるで聞き取れるようにならなかった悲しい記憶がよみがえってきました。
そうでなくてもリスニング力がとほほなレベルの僕(僕は英語が聞き取れない)。デンマーク語の発音はほとんど悪夢です。
でも、同時に不思議とわくわくもしているんです。
4か月も必死に学んだのだから、多少の基礎力は身に着いたんじゃないかなって。それを基に、今度はどこまでコミュニケーションできるようになれるのかって。
デンマーク人は本当にみんな英語が堪能です。それでもやっぱり、異国での交流は、その場所の言葉を使っての方が僕は好きです(それでもあなたはフィリピノ語を学びますか)。
100%の理解には到底及ばなくても、「楽しくやれているよ」と、カルーホイスコーレの先生たちに胸を張って報告できるように。
ホイスコーレの期間は2021年1月10日から6月26日です。
デンマーク居住許可申請のため日本へ
さて、ミュージック&シアターホイスコーレに3か月以上通うためには居住許可(いわゆるビザのようなもの)が必要です。そのため一旦日本に帰ることにしました。
ビリニュス大学のコースを半分でドロップアウトしたら2020年11月頭に日本へ行き、2021年1月頭までにデンマーク居住許可を受け取ってホイスコーレへ向かいます。
実は、「居住許可の申請から受け取りには最長3か月かかります」とあるので、このスケジュールは若干ギャンブルだったりします。でもまぁ、コロナウィルスの昨今、居住許可を申請する人も少ないんじゃないかと思われますし、デンマークへ2度目の申請なので初回よりもスムーズに進むかもしれないと期待したいですし、おそらく間に合うと願います。
やっぱりサマースクール
アラフォーの夏と言えばサマースクールです(サマースクール | この夏だけの思い出を)。今年は残念ながらどれも参加できなかったので、来年こそはという気持ちです(あれもこれも開催中止 コロナウィルスと2020夏)。
とりあえず今年参加予定だった下記の2つが第一候補ですね。
- ベリコ・タルノヴォ大学 (7月、ブルガリア)
- Adam Mickiewicz University (8月、ポーランド)
とは言え、来年についてはコース開催がまだ見込み段階です。
サマースクールの募集は大体春ごろに始まります。今からだとまだ半年もあるので、焦ることもありません。じっくりと考えていけますね。
そして
最後に、もう一つだけ決めたことがあります。僕にとってはアラカルチョ始まって以来の一大決心かもしれません。
笑わないで聞いてくださいね、これでも本気ですから。
それは、
アラフォーだけど、
僕、大学に行きたいんだ。
アラフォーからの挑戦状。
アラフォーマンの、第1の挑戦は「海外で暮らしてみること」でした(だから僕は動き出したんだ)。こちらも現在進行形で絶賛挑戦中です。
そして、これが第2の挑戦です。
正直言って、届くかどうかなんてわかりません。僕の歩みはのろいから。
それでも目的地は決まりました。ならもう、やってみるしかないでしょう?
これからはそこを目指して行きます。
歳はアラフォー、性別は男。風薫る季節、北の大地で生を受ける。家庭なし、収入なし、計画性なし。まだ知らぬ場所での生活にあこがれて旅立ってしまったアラフォーマン。
2019年5月に日本を離れ、デンマーク、リトアニア、ジョージアなどで学校に通ったりしながら過ごす。2024年9月現在、日本語を教えるボランティアとしてベトナムに滞在中。
好きなもの:公園、散歩、ジャグリング
苦手なこと:料理、おしゃれ、あと泳げません